画像参照元 上越タウンジャーナル https://www.joetsutj.com/articles/52081292
北陸新幹線が開通することで、注目を浴び始めている「上越妙高駅」。元々は信越本線脇野田駅であったものが、北陸新幹線の開業に合わせて、2014年に現在の場所に移設された新しい駅です。この先新潟の顔になる駅の一つと言えますが、その上越妙高駅を始発にして運行している観光列車「越乃Shu*Kura(コシノシュクラ)をご存知でしょうか?
越乃Shu*Kuraは、「越後の酒と水と大地の恵みを楽しもう」をコンセプトに、越後のグルメと観光地を巡ることが出来る臨時快速です。新潟は、海・川・山・平野の恵みをたっぷり味わうことが出来るグルメ王国。今回はストリートビューを使って、越乃Shu*Kuraと周辺のオススメスポットを紹介していきます。
列車内で地酒が飲める幸せ|走る酒蔵「越乃Shu*Kura」
越乃Shu*Kuraという名前、「Shu」は酒、「*」は米・雪の結晶・花、「kura」は蔵を表しています。つまり、越乃Shu*Kuraは酒蔵の化身。堂々と地酒を楽しみ、ほろ酔い気分に浸れる列車です。しかも乗車中には、ウェルカムドリンクや旬の食材を存分に楽しめるお弁当も用意されています。日本酒好きに大推薦な列車なんです!!
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こちらは3号車。この車両は広めのリクライニングシート完備のツイン席です。回転させて4席のBOX席にすることも出来ます。後部にはフリースペースの8人用ソファーがあるので、大人数でも楽しめそう。もちろん、譲り合いの精神でお願いします。運行中はアテンドの人達が車内を巡回してくれるので、いつもの列車旅とは違う贅沢な時間を味わえますよ。
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1号車は、食事と日本海の絶景を楽しむために工夫が凝らされている贅沢車両。この車両のシートは全てテーブルが完備されているため、お食事をゆったり楽しむことができますね。このシート限定のお食事サービスがついているところも嬉しい魅力。もちろん全席指定です。個人的には絶対に1号車を予約するべきだと思います!!
ひとまず2016年夏のメニューをご紹介。このサービスは季節限定です。季節ごとに旬の食材が違うので、当然メニューも変わっていきます。越乃Shu*Kuraにリピーターが多いのは、季節限定のメニューを毎回食べてみたいと思う人が多いからかも?!
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2号車はイベント&バースペース。この車両にあるサービスカウンター「蔵守(くらもり)」では、5種の地酒の飲み比べが出来るのです。地酒の種類は定期的に変えているとのこと。上越地方だけでなく、新潟県全域の地酒が用意されるので、かなり珍しい銘柄の地酒も楽しめます。筆者はここでかなりレアな地酒に出会いました。こういった嬉しい出会いもリピーターが多い理由ですね!おつまみについてくる「トロハラスの酒粕味噌漬け焼き」が他では味わえない絶品。お酒が進みすぎるため、飲み過ぎ注意でお願いします。
越乃Shu*Kura 公式HP
路線沿いで楽しむ越後の魅力
越乃Shu*Kuraの魅力は解ってもらえたと思うので、ちょっとだけ沿線のオススメスポットをご紹介しましょう。もちろんShu*Kuraの列車内部だけでも楽しい旅を過ごせますが、せっかく旅に出たのなら、その土地ならではの過ごし方も楽しみの一つですよね。
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宮内駅を降りて徒歩10分、長岡市摂田屋エリアは「醸造の街」として古くから発展してきた街です。味噌や醤油や日本酒の醸造所の見学をすることが出来ます。お酒好きに限らず、グルメであれば必見のエリア。醸造所には文化的な価値がある建造物もあるので、歴史好きにも堪らないはず。ちなみにストリートビューの動画は、機那(きな)サフラン酒製造本舗にある土蔵。大正時代に建築された文化遺産です。土蔵に描かれた「鏝(こて)絵」は、儚くも迫力ある美を再現しています。
機那サフラン酒製造本舗(摂田屋を歩こう)
電話:0258-32-1187
長岡観光コンベンション協会HP
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塩沢駅を降りると、「塩沢宿 牧之通り」に行ってみて下さい。江戸時代の三国街道にある宿湯町を再現した街並みを楽しめます。雁木・蔵づくり・町家づくりの建物に改築し、電柱を埋めることで創り出した景観は、都市空間部門大賞を受賞するのも納得の美しさです。ちなみに「牧之」とは、塩沢出身の江戸時代後期の随筆家「鈴木牧之」のこと。街ぐるみで景観を守っているため、観光者へのおもてなしも工夫・徹底されています。タイムスリップしたような、雅な気分に浸れる旅になるのではないでしょうか。
三国街道 塩沢宿 牧之通り
まとめ
どうでしたか。地酒快速「越乃Shu*Kura」の旅の魅力が解ったと思います。越乃Shu*Kuraは、越後のグルメと景観を楽しむことが出来る人気の観光列車です。様々な仕掛けもあり、一度利用した人が何度もリピートしてしまう程の魅力にあふれています。定期的に利用している筆者も、旅の終わりにはいつも「また来たい」と思ってしまうほど。この機会に、越乃Shu*Kuraと越後を楽しむ旅に出かけてみて下さい。
↑越乃Shu*Kuraから眺める夕日
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