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画像参照元 佐渡市公式観光サイト さど観光ナビ https://www.visitsado.com/
 
佐渡には1万年前から人が住んでいたことが遺跡から判明しています。古事記や日本書紀にも登場していることから、かなり昔から本土との交流があったと考えられるでしょう。そして奈良時代には「流刑地」、いわゆる「島流し」の場所として定められ、多くの貴族や知識人が流されていきました。その中には、順徳上皇・日蓮聖人・世阿弥など、後の世から見れば信じられないほど高貴な人物が含まれています。
 
今回は離島リゾート佐渡の魅力に迫る「文化編」として、流刑の地として独自の発展を遂げた佐渡の文化を掘り下げて紹介しましょう。歴史的価値がある遺跡は「金山跡」だけではありません。ちょっと意外な場所かもしれませんが、ぜひ今後のレジャーの参考にしてください!
 

佐渡を語る上では外せない|佐渡金山

佐渡と言えば、やはり金山。金山だけではないと言っても、これは外せません。佐渡金山が本格的に開発されたのは「江戸時代」に入り徳川の所領になり、「北山(現在の金北山)」で金脈が発見されてからです。それまでは、川などでわずかに砂金を獲ることが出来る程度でした。
 
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これは「道遊の割戸」という江戸時代に開発された、佐渡金山の中でも初期に掘られた採掘場です。慶長の時代から明治時代まで採掘が続けられた、長い歴史を持つ遺跡になります。
 
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こちらは、国道をはさんで反対側にある「大立竪坑」。日本で初めて西洋式竪坑が取り入れられた採掘場です。1877年(明治10年)に完成してから平成元年まで採掘が続けられ、完成当初は馬で、その後は蒸気機関・電気と時代に合わせて動力を変えながら採掘活動を続けていました。
 
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北沢浮遊選鉱場とシックナーが完成することで、金銀の精錬力は格段に上昇し、一時は「東洋一」とも言われていたそうです。金山から少し離れますが、金山を見る上で同時に見ておくことをオススメします。アニメのような神秘的な姿は、歴史的な価値とは別に、心を揺さぶられることでしょう。
 
史跡 佐渡金山
電話:0259-74-2389
住所:新潟県佐渡市下相川1305
公式HP
 

歴史の証人|小京都とも呼ばれる佐渡の寺社仏閣を楽しむ

前述したように、佐渡には多くの貴族・知識人が流されました。流された人々は、故郷である京都や奈良を偲び、都と同じような寺社仏閣や街並みを再現しようとしたそうです。その素晴らしい遺跡は数多くありますが、その中でも特におすすめのスポットをまとめてみました。
 

妙宣寺

日蓮の弟子である「阿仏房日得」が、妻の千日尼と共に自宅を寺として開いたのが始まりと言われています。ご本尊は釈迦如来であり、国指定の重要文化財として多くの観光客が訪れているそうです。
 
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見所はたくさんありますが、一番はやはり「五重塔」でしょう。新潟県唯一の五重塔であり、日光東照宮の五重塔を模し30年がかりで完成された貴重な塔です。かつては佐渡守護代竹田本間氏の居城であったため、境内の随所に城跡の様相を見ることができることも魅力の1つです。
 
妙宣寺
電話:0259-55-2061
住所:新潟県佐渡市阿佛坊29
公式HP
 

蓮華峰寺

806年、真言宗の開祖「空海」が開山したという伝承を持つ真言宗派の寺です。かつては小比叡山の名で呼ばれていたこともあり、金剛寺・室生寺と共に「真言の三大聖地」とされています。江戸時代中期の最盛期には40か所以上の末寺があり、徳川家の廟所・嵯峨天皇の勅願寺としても利用されていました。
 
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蓮華峰寺の中心的な建造物である「金堂」を始め、多くの建造物が現存しています。特に「金堂」は室町時代前期に建築された国の重要文化財です。他にも南北朝時代から江戸初期までに建立された建築物が良好に保存されており、遺跡としても高い価値を持ったお寺です。
 
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寺の本堂には「葵の御門」。家康・秀忠の御霊廟があることから、徳川家からかなり重要視されていた寺であることがはっきりと解りますね。蓮華峰寺は別名「あじさい寺」とも呼ばれており、6月になると境内一面に咲き誇るあじさいを一目見ようと、多くの人が訪れています。
 
蓮華峰寺
電話:0259-86-2530
住所:新潟県佐渡市小比叡182
公式HP

 

江戸末期から明治時代に発展した船大工の街|千石船の里 宿根木

TVCMでも紹介された新潟県では唯一の国の重要伝統的建造物群保存地区「宿根木」は、佐渡に来たならば絶対に見ておくべき文化財です。保存地区は集落部分以外の、周囲にある台地や隆起岩礁も含まれています。石置木羽葺屋根などの独自の建築様式が見られる街並みには、きっと懐かしくもどこか不思議で新鮮な印象を受けるでしょう。
 
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この「塩」の看板に見覚えがある人も多いのではないでしょうか。CMでも使われていましたね。狭い路地の形状に合わせて作られた「三角屋」と呼ばれる建築様式の家屋が立ち並ぶ風景は、やはり見ごたえがあります。
 
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こちらの「清九郎の家」は、かつて廻船主が使っていた家を開放している「モデルルーム」のような施設です。宿根木の家屋を思う存分見ることが出来ます。
 
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実物大の千石船「白山丸」を展示している「佐渡国小木民俗博物館」も見どころのある施設です。全長は約24m、最大幅は7mを超え、その迫力には度肝を抜かれます。佐渡の人にとっては「宿根木の文化」は慣れ親しんだものだと思いますが、初めて見た人にとっては全てが新鮮な体験になるのではないでしょうか。
 
宿根木
公式HP
 

まとめ

どうでしたか。佐渡の観光文化の魅力が伝わったでしょうか。今回紹介したスポットは、どこも素晴らしい観光スポットですが、佐渡島にはまだまだたくさんの文化遺産があります。まだストリートビューのカメラが立ち入ってないところもたくさんあるので、ぜひ直接遊びに行ってみてください。
 

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