FLIC 360 BLOG FLIC 360 BLOG

 

「【石見銀山】日本が誇る世界遺産をストリートビューで体感する」でも紹介した世界遺産の「石見銀山」ですが、その素晴らしさは坑道だけにあるのではありません。銀山を取り囲む自然や、まだ銀山が採掘されていた当時から残っている古民家や街並みなどの文化史跡なども、石見銀山を魅力的に彩っている要因になっています。今回は長い歴史を石見銀山と共に歩んできた、島根県大田市の自然と文化史跡をストリートビューで味わってみたいと思います。石見銀山の観光をする際には欠かせないスポットになるので、参考にしてください。
 

佐毘売山神社(さひめやまじんじゃ)

大田市と飯南町にまたがってそびえる三瓶山(さんべざん)に鎮座する世界文化遺産です。佐毘売山(さひめやま)とは三瓶山の昔の呼び名になります。銀山の本格的な開発が始まる1526年より前になる1434年に金山彦命を主柱として祀り建立された神社です。金山彦命は「鉱山の神様」として崇められていますが、なぜ石見銀山が開発される100年前から主柱として祀られているはわかっていないそうです。
 
↓↓画像の上でクリック&ドラッグすると、360°の景色が楽しめます↓↓

 
ご覧くださいこの神々しさを。さすが神々が集う土地島根県の神社ですね。簡素ながらも凛とした美しさを保っています。地元の人からは「さんじん(山神)さん」の名で親しまれているそうです。
 
↓↓画像の上でクリック&ドラッグすると、360°の景色が楽しめます↓↓

 
100段を数える階段を上ると、鉱山を守る神社としては最大級の社殿が待ち構えています。境内の周りも三瓶山の自然に囲まれ、秋に紅葉で鮮やかに彩られる様は非常に美しいものです。、残念ながら現在は老朽化がすすみ、社殿の瓦が崩れたり野生生物の侵入による壁の破損などが問題になっています。佐毘売山神社を守るための運動も実施されているので、興味がある方はHPをのぞいてみて下さい。
 
佐毘売山神社を守る会
公式HP
 

羅漢寺

1764年に阿弥陀如来を本尊に、月海浄印によって建立された寺院です。出来た当時から石見銀山で働き亡くなった人達の霊を供養するために、多くの人から信仰されていました。
 
↓↓画像の上でクリック&ドラッグすると、360°の景色が楽しめます↓↓

 
まずは、旅の無事を願ってご本尊に手を合わせましょう。
 
↓↓画像の上でクリック&ドラッグすると、360°の景色が楽しめます↓↓

 
本堂の対面へ渡ると、そこには「五百羅漢像」が鎮座しています。石窟に彫り上げられた無数の石像は、それぞれが個性的な表情をしていてまるで生きているような錯覚すら覚える生々しさです。かつては死んだ家族や親せきに会うことができるという噂が広がったことで、たくさんの参拝者が訪れたと言われています。
 
羅漢寺
住所:島根県大田市大森町イ804
電話:0854-89-0005
公式HP
 

仙ノ山展望台

羅漢寺を出ると石見銀山公園から仙ノ山へ向かう登山道があります。雑木林が立ち並ぶ道をひたすら上っていくと、石見銀山を取り囲む景色を一望することができるのです。
↓↓画像の上でクリック&ドラッグすると、360°の景色が楽しめます↓↓

 
左手に見える小さな盛り上がりは「山吹城跡」です。銀山支配の拠点となった山で、かつては城が築かれていました。
大きな展望台ではありませんが大田市を一望できるパノラマの絶景は、一見の価値があります。双眼鏡や精巧な一眼レフを使えば、より細かく銀山の文化を見渡せることでしょう。
 
仙ノ山展望台
住所:島根県大田市大森町
電話:0854-89-0183
 

石見銀山街道の史跡

たくさんの自然にあふれている石見銀山街道の中には、銀山が営まれて当時をうかがい知ることができる文化史跡もあります。中でも民家建築は一般公開のための改修が行われ、きれいで居心地がいい空間に変貌しました。
 

渡辺家咄々庵

国指定史跡の武家屋敷跡です。1811年に建築された銀山付きの役人の住まいと言われています。石見銀山の地区内では唯一現存する武家屋敷であり、2008年から10ヶ月をかけて保存修理のための復元工事が行われました。
 
↓↓画像の上でクリック&ドラッグすると、360°の景色が楽しめます↓↓

 
国の史跡としては珍しく日本料理のお店が営まれています。史跡見学も美味しい料理も楽しめるなんて、一石二鳥ですね。
 
↓↓画像の上でクリック&ドラッグすると、360°の景色が楽しめます↓↓

 
きれいに修繕されて、江戸時代のものとは思えませんね。そのことを良く思う人も不満と思う人もいるかと思いますが、重要な史跡が守られ多くの人々に愛され続けていることは、喜ばしいことだと思います。
 
渡辺家咄々庵
住所:島根県大田市大森町ニ4−3
電話:0854-89-0205
公式HP
 

熊谷家住宅

石見銀山御料(いわみぎんざんごりょう)の中で最も有力な商家と言われている熊谷家が居住した、1801年に作られた民家建築史跡です。1998年には重要文化財にも指定されました。その後2001年から補修工事が行われ明治頃の姿を取り戻し、現在は一般公開されています。
 
↓↓画像の上でクリック&ドラッグすると、360°の景色が楽しめます↓↓

 
こじんまりとしていますが、上品な中庭も素敵です。1階では土間や台所も見学でき、当時の生活をうかがい知ることが出来ます。
 
↓↓画像の上でクリック&ドラッグすると、360°の景色が楽しめます↓↓

 
2階に上がると当時の嫁入り道具が紹介知れています。なんとなく微笑ましい展示だと思いませんか。今なら2トントラックに積み込んでビュンと走ればすぐ終わる引っ越しも、当時は大八車に乗せて人力や牛車で行っていたのでしょうから、大変ですよね。引っ越しも一大イベントになってしまいます。
 
熊谷家住宅
住所:島根県大田市大森町ハ−63
電話:0854-89-9003
公式HP
 

まとめ

どうでしたか。石見銀山周辺にある大田市の史跡や自然の良さがわかったと思います。石見銀山周辺には、今回紹介した場所以外にも、自然あふれる街道や資料館、温泉や公園など数えきれないくらいのオススメスポットがあるのです。石見銀山に遊びに行くときには、ぜひもう1泊増やして、周辺の観光スポットにも立ち寄って見てください。ストリートビューで味わう以上の面白さを体験することができると思います。
 

お問い合わせはコチラ

資料請求・各種お問い合せは、お問い合せフォーム、またはお電話にて承っております。

お気軽にご連絡下さい。

CONTACT

資料請求・各種お問い合せは、お問い合せフォーム、
またはお電話にて承っております。お気軽にご連絡下さい。

TEL
03-4405-9228
MAIL
メールでのお問い合わせ

SHARE

Pocket