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富岡製糸場のことはおそらくご存知かと思います。2014年に世界遺産として正式登録され、TVに雑誌にインターネットにと、様々なメディアで紹介されてきました。そのため、群馬県富岡市にも世間の注目が集まり、それをきっかけに遊びに行ったという人も多いのではないでしょうか。でも、まだ行ったことがない、よく知らない、行ったことがあるけど昔のことなので忘れてしまったという人もいると思います。そこで今回は、世界遺産である富岡製糸場と、その周辺のオススメグルメをストリートビューで見ていきましょう。
 

日本が誇る世界遺産|富岡製糸場

富岡製糸場は、日本初の本格器械製糸工場として1872年に創業されました。当時の最先端ともいえるフランスの技術を導入して作られ、世界的に見ても最大級ともいえる規模を誇っていたそうです。出来た当初は官営模範工場の1つとして操業されており、1893年に三井家には払い下げられるまで、その状態が続きました。
 
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操糸場内部です。器械自体は代々新しくされていたため、創業当時のものではありません。創業当時の器械は岡谷市の市立岡谷蚕糸博物館に寄贈し現存しています。ただ、生産停止するまで現役で活躍していた器械なので、創業当時のものではなくても、かなり圧倒されるものがあります。
 
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これが操糸場の建物の外面です。ちなみにこの建物自体は1872年に竣工された当時のまま、手を加えることなく保存されています。屋根は日本古来の製法で瓦葺、外壁はフランスの職人直伝のフランス積みレンガというふうに、日本と西洋の技術を融合させて作られた、当時としては最先端の技術でした。現在では国宝に認定されており、もちろん世界遺産の一部でもあります。
 
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こちらは「東置繭所」と呼ばれています。当時は春蚕の養蚕しか行わなかったという事情から、出来るだけ多くの繭を蓄えておく必要がありました。そのため当時としては巨大とも言える施設を建設する必要があったのです。ちなみに2階は通気性を確保するために、何かを置いたりすることが出来なかったと言われています。対面に西置繭所もあり、2つの置繭所を合わせると約32トンの繭を収容することが出来たそうです。
 
製糸所というと、小説・映画「ああ野麦峠」で描かれたような、劣悪な労働環境を想像してしまう人もいると思います。小説や映画では「工場づとめは監獄づとめ 金のくさりがないばかり」と謳われいました。実際、安い賃金で13時間以上働かせられ病気でも休ませてもらえない状況だったいう話も伝えられているそうです。しかし、富岡製糸場は、7曜制(今の月~日の曜日制。当時では珍しかった)で日曜休み、年末年始・夏季に10日ずつの休暇がありました。しかも、1日8時間程度の労働で、食費や寮費、医療費は製糸会社持ちと、かなりの高待遇だったと言われています。ただ、見栄を張るために高価な服飾品を買って借金を重ねる女工も多かったそうで、各々ストレスはあったみたいですね。
 
当時の様子を詳しく解説してくれている写真もあります。当時のことを想像しながら、世界遺産である建造物や文化遺産を眺めてみてください。この時代の女工の人達が私たちの労働条件を見た時、いったいどんなふうに感じるのでしょうね。ちょっと興味があります。
 
富岡製糸場
住所:群馬県富岡市富岡1−1
電話:0274-64-0005
公式HP
 

富岡製糸場帰りの腹ごしらえ

観光に来たら、頭も体も使うのでお腹が空きます。せっかくなら、美味しい上州料理を出してくれるお店で食べたいですね。富岡に美味しいお店はいくつもありますが、その中でも特にオススメしたい2店を紹介します。
 

日本料理ときわ荘

使われている建物は、国の登録有形文化遺産に認定されています。部屋は落ち着いた和室で、窓からは豪華な庭園も楽しむことが出来るのです。落ち着いた空気のなかで、美しい庭園を眺めながら名物のウマイものを食べることは、何にも代えられない幸せと言えるでしょう。
 
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ご覧ください。窓からのぞく庭園はやはり美しいですね。建物も古いのに、なんでこんなにキラキラしているんでしょうね。このお店では、特産品の「こんにゃく尽くし」を始め「上州牛のすき焼き御前」など、上州富岡の名物を食べつくすことが出来ます。時間に余裕があるなら、ぜひ立ち寄りたいところです。
 
日本料理ときわ荘
住所:群馬県富岡市富岡1729-1
電話:0274-62-0090
公式HP
 

新洋亭

ときわ荘は美味しそうなんだけど、予算と時間がちょっと厳しいという場合もあると思います。そんな時はこのお店に行ってみてはどうでしょうか。大正14年に創業された、富岡名物の老舗の和洋食屋さんです。富岡製糸場からも近いので、ぜひ立ち寄りたいところです。
 
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こじんまりしていますが、きれいで居心地がよさそう。有名人のサインもあります。やはり評判が高いようですね。サインの下に飾ってあるものは「おかみさんの絵手紙」。お客さんに向けて心からのメッセージが描かれてます。上州名物のかつ丼は、甘辛のたれをくぐらせた衣がしっとりしたカツ丼で、新潟のたれかつ丼に近いです。少し濃い目の味かもしれませんね。お肉も柔らかく上品な豚肉の甘みに、心を揺さぶられます。
 
新洋亭
住所:群馬県富岡市富岡1413-7
電話:0274-62-0270
公式HP
 

まとめ

どうでしたか。富岡製糸場とその周辺グルメのことが、よくわかったと思います。上州富岡には、美味しいものも多く、富岡製糸場もあり、今回は割愛しましたがサファリパークもあります。かなり楽しい街と言えるのではないでしょうか。この機会にぜひ直接足を運んでみてください。行ってみれば、ストリートビューだけでは伝わらない面白さを実感できるはずです。今後機会があれば、上州富岡以外の群馬県オススメスポットも紹介していきますので、楽しみにしていてください。
 

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