鳥取と言えば有名なのが「鳥取砂丘」。言わずとしれた日本の有名な観光名所です。長い年月を掛けて、自然の営みによって形作られた砂丘の壮大さと優美さは、見るものすべてを圧倒する神秘さを持っています。
そんな鳥取砂丘の傍らに位置するのが今回探索する「砂の美術館」。「砂」を素材に作成された彫刻作品である「砂像」の展示を行う世界初の美術館として人気を集めています。砂の美術館では、「砂で世界旅行」をコンセプトに毎年異なるテーマでの展示が行われていますが、今回は2014年4月19日から2015年1月4日にかけて開催された第七期「砂で世界旅行・ロシア編」をストリートビューでご紹介。砂が魅せる自然美を360°で体感してみてください。
鳥取砂丘を眺める美術館
鳥取県鳥取市に位置する「砂の美術館」、目と鼻の先に鳥取砂丘を見ることが出来ます。鳥取自動車道を北上したところにある鳥取インターチェンジから車で約20分ほどの場所に位置しています。また、電車でのアクセスは、JR鳥取駅からバスやタクシーなどの公共機関で約20分ほど。関東からのアクセスの場合には、羽田空港発の飛行機に搭乗して、鳥取砂丘コナン空港に向かいます。鳥取砂丘コナン空港からJR鳥取駅までは連絡バスがあるようなので、そちらを利用する人が多いそうです。
決してアクセスしやすい場所にあるとは言えませんが、時間を掛けて訪れるからこそ味わえる高揚感や感動がありそうです。それでは早速、ストリートビューで砂の美術館の魅力を味わいに行きましょう。
砂像の造り方
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まずは館内の一階部分をストリートビューでチェック。ここでは、砂像の作り方や制作風景、制作メンバーなどをパネルで紹介しています。「砂」という、我々にとっても子どもの頃から身近な素材を用いることによって、作品に親しみやすさを与える一方で、制作中はもちろん、完成した後にも壊れたり、崩れてしまったりという脆さを持っている砂像。砂が作り上げる一瞬の美しさや儚さ・壮大さに掛ける人々の想いと信念を垣間見ることの出来るスペースです。
左奥には、砂の美術館への来館記念の写真撮影コーナーも。リアリティー溢れるパネルの前に立って、是非記念撮影をしてみてください。
リューリク
続いては、二階部分をストリートビューでチェック。砂像の展示が行われているメインエリアです。
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入ってすぐ右手に見えるのは「リューリク」の砂像。ロシアの建国者としてその名を知られている人物が、砂像としてここ鳥取に再現されています。ロシアの最初の首長として、その名を語り継がれているため、砂像の展示の順番も、リューリクを一番初めに持ってくるなどの工夫が凝らされています。
砂像を見ながらも、ロシアについて学ぶことが出来るというこの展示。砂像自体に興味がある人も、歴史に関心がある人も楽しめる内容になっています。どんどんストリートビューを奥に進んで行ってみましょう。
エカテリーナ2世
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一番奥には、「エカテリーナ2世」の砂像も展示されています。1729年に神聖ローマ帝国(現在のドイツ)に生まれ、その後ロシアの皇太子に嫁いだ女性。ロシアの近代化を促した人物として、歴史に名を残しています。
ロシアの領土を拡大し、様々な影響を国にもたらしたとして、「女帝」と称されるエカテリーナ二世。彼女の芯の強さが、この砂像からも伝わってくるかのようです。
3階から砂像の迫力を感じる
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三階部分に登ると、展示の全体像を眺めることが出来ます。また、赤いイスが並べられた休憩スペースも完備。砂像の迫力に圧倒されたあとに一息つくことの出来る場所となっています。
三階からは、屋外の「展望広場」に行くこともできます。屋内の展示とは一味違う作品を見たり、鳥取砂丘を一望することもできます。砂像に関しても、鳥取砂丘に関しても、全体を大きく眺めたいならこの三階。巨大な規模で魅せる砂の神秘を体感してみてください。
鳥取砂丘
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また、言わずと知れた鳥取観光名所「鳥取砂丘」もストリートビューで見ることが出来ます。最大起伏47メートルと、日本最大規模の起伏を持つ砂丘としてその名を知られており、東西16km、南北2kmに渡って続いている広大な砂地として有名です。
日本海側に位置し「海岸砂丘」として知られる鳥取砂丘では、パラグライダーやサンドボード(砂丘をボードで滑るもの)などのアクティビティーを楽しむことが出来たり、ラクダに乗って優雅なひと時を過ごすこともできます。ひとえに砂丘と言っても、その魅力はたくさん。是非、一度訪れてみてください。
いかがでしたでしょうか
砂の魅力が満載だった「砂の美術館」はいかがでしたでしょうか。子どもの頃、公園で必死になってやっていた「砂遊び」を原点にしたこちらの美術館。懐かしい気持ちになった方もいらっしゃるのではないでしょうか。
日が暮れると館内の砂像は夜間ライトアップされ、昼間とは異なる荘厳な雰囲気を見せます。現在の展示は「砂で世界旅行・南米編」。2016年4月16日~2017年1月3日までの期間限定公開です。お見逃しのないように!
▼砂の美術館
所在地:〒689-0105 鳥取県鳥取市福部町湯山2083-17
電話番号:0857-20-2231
HP:砂の美術館
営業時間:平日・日曜 9:00~18:00 土曜 9:00~20:00
料金:一般 600円 小中高生 300円
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