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 2015年のペナントレースも、いよいよクライマックスを迎えようとしています。レギュラー・シーズンはあまり熱心には観ないけど、プレーオフの行方は気になるという方もいらっしゃるでしょう。なかなか取れないチケットを取って、球場に足を運ぶ人もいるかと思います。

 

 球場に行って生で野球を観ると、テレビでは感じられない臨場感を味わえます。また、テレビには写りにくい選手の動きが見えるので、野球の見方が変わります。まだ球場で野球を観たことがないという方には、1度球場で観戦することをお薦めします。

 

 しかし、球場に行ってもグラウンドに降りてみることはなかなかできません。今回は球場のグラウンドに降りてみましょう。選手の目線でグラウンドを見ることで、また野球の見方が変わるかもしれません。

日本で唯一グラウンドの映像を公開

 今回お邪魔するのは、札幌ドームです。北海道日本ハムファイターズのホームとして有名ですね。ファイターズは東京ドームから札幌ドームにホームを移してから、人気、実力ともに大きく上がりました。ファイターズにとってはありがたい球場と言えるでしょう。

 

 

 札幌ドームのほかに、横浜スタジアムや広島市民球場がグラウンドの様子をストリートビューで公開しています。その中でも札幌ドームのストリートビューはきれいに仕上がっています。それでは早速グラウンドに降りてみましょう。

 

 

 主審が立つ位置からセンター方向を見たところです。ピッチャーが投げる変化球の様子は、テレビで見れば「分かる」とは思いますが、ここに立ったら、変化球を身体で「感じる」ことができるでしょう。一流投手が投げるフォークボールやスプリッターを指して「球が消えた」というコメントを残す打者がいますが、ここに立てば嫌でもその意味を理解させられると思います。

意外に遠い? 18.44m

 今度はピッチャー・マウンドからホームベース方向を見てみましょう。ご存じの方も多いでしょうが、この間の距離は18.44m。どう感じるでしょうか?

 

 

 「思ったよりも遠い」と感じた方が多いと思います。タレントが始球式で投球するとワンバウンドになってしまうことが多いものです。18.44mは、普通の人にとっては明らかに遠いとお分かりいただけるでしょう。

 

 そして筆者はもう1つ、別の意味で遠いと感じさせられました。この距離から、ストライクゾーンの内外に球を投げ分けるということがいかに難しいことかと痛感させられました。岩隈久志やダルビッシュ有は、ボール1個ほどの幅でストライクゾーンの内外に投げ分けると言いますが、もはやこれは神業ですね。筆者などはコントロールに苦労している投手を見ると、「ちゃんと投げろー!」と野次を飛ばしてしまうこともありますが、これからは慎みたいと思います。ごめんなさい。

三塁手の良し悪しがよく分かるように

 今度は三塁から一塁の方向に向いたところをご覧頂きましょう。テレビ中継では、この方向の映像を映すことはまずありません。

 

 

 ピッチャー・マウンドからホームベースの距離も遠く感じましたが、三塁から一塁は本当に遠く感じます。三塁手はこのあたりに立って、内野ゴロがやってきたら捕球して素早く一塁手に送球します。テレビでも当たり前のように見かける光景ですが、こんなに遠いところに向かって投げているとは驚きました。一塁手に向かってノーバウンドで投げてみせるプロの三塁手は、とんでもなく肩が強いんだなと改めて思いました。そして、今後野球を見るときに、三塁手の良し悪しが分かるようになりそうだとも感じました。

プロ選手の力を思い知らされる

 札幌ドームのストリートビューでは、以上で紹介したポイントのほかに三塁側ダッグアウト(ベンチ)の様子などを捉えています。監督気分になって、ベンチからグラウンドを眺めてみるのも面白いでしょう。

 

 野球のグラウンドに降り立って、いくつかの守備位置に立ってみました。筆者は改めてプロの力と技術を感じさせられました。今後の野球の見方も変わりそうです。読者の皆さんはどのような感想を抱かれましたか? 「オレならできる!」と感じた方がどれくらいいるのか興味深いところです。そういう方には、プロテスト受験をお薦めします。

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