皆さんご存知の通り、インドアビューやストリートビューの基盤となっているサービスが「Googleマップ」です。この地図からインドアビューやストリートビューに入ったり、目的地への道順を確認したり、皆さん何かと便利に活用されていることでしょう。
ストリートビューが登場した時は驚かされましたが、Googleマップはまだ驚くべき機能を搭載しています。何と月や火星の表面を見ることができるのです。今回はGoogleマップで月面旅行とまいりましょう。
縮尺を小さくして地球から脱出
Googleマップで月面を眺める方法をご説明しましょう。まず、どの地点でも良いのでGoogleマップのWebページを開いてください。
地図の左下に航空写真表示に切り替えるボタンがあるので、これをクリックしてください。表示が切り替わったら、右下にある「-」ボタンを何度もクリックして縮尺を小さくしていきましょう。
すると、地球が宇宙に浮かんでいる様子を描いた表示になります。その表示の下には「Earth」「月」「火星」の3つの天体の半球を描いた図が見えます。この3つの図をクリックすることで、表示する天体を変えることができます。
無数のクレーターそれぞれに説明が
ではここで「月」をクリックしてみましょう。月の全体像が現れるはずです。右下の「+」ボタンをクリックして、縮尺を大きく(表示を拡大させる)していきましょう。
縮尺を大きくしていくと、月面の窪み、つまりクレーターがいくつも見えてきます。そしてクレーターのそばには小さいですが名前が付いています。名前をクリックすると、その直径と名前の由来を記したボードが現れます。このボードは名前の数だけ存在します。
アポロ11号計画の痕跡を探してみよう
建物が林立する地球上とは異なり、月面にはクレーターがたくさんあるだけです。それでも、見ておきたいポイントはあります。アポロ11号計画で人類が初めて月面に降り立った地点です。
Googleマップで探しまわっても、その事実を示す目印などはありません。その地点は“Rimae Hypatia”という谷の北側にあります。その周辺だけ、新しい画像を貼り付けたようになっているので、よく探せば見つかると思います。
いつか訪れることができるようになるかも
今回は趣向を変えて、Googleマップから月面を覗いてみました。人類初の月面着陸は1969年7月20日。現在から46年前のことです。それ以来、月面の研究は進みましたが、まだ月は研究対象でしかありません。
とはいえ、最近は学者だけでなく、民間人も宇宙ステーションに向かって飛び立つようになりました。一般人に向けた宇宙旅行ツアーを企画する企業も現れはじめました。民間人が月面に降り立つ日が来るのもそう遠い将来ではないかもしれないですね。
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