FLIC 360 BLOG FLIC 360 BLOG

 

 「南極に行ったことがある」という方はほとんどいないと思います。また、行ってみたいと思う方もあまりいないでしょう。何しろ、ここを吹き荒れる嵐はダンプトラックのように大きな雪上車を軽く吹っ飛ばします。こんな嵐がやってきたら、命がけで逃げなければなりません。観光気分で見物に行くと命がいくらあっても足りないでしょう。

 

 しかし、世の中には命をかけて南極を探検する人たちもいます。また、南極の自然環境を利用して、ほかの土地ではできない研究に取り組んでいる研究者もいます。数は少ないですが、現在でも南極で暮らしている人たちはいるのです。

 

 グーグルはミネソタ大学極地研究所(Polar Geospatial Center at the University of Minnesota)と南極歴史遺産トラスト(New Zealand Antarctic Heritage Trust)の協力を得て、南極でもストリートビューを撮影しています。南極に行くつもりがある人はほとんどいないでしょうが、行く機会がないからこそ覗いてみたいと思う方は少なくないと思います。今回は南極に点在する施設を見ていきましょう。

地の果てからスタート

 まずは「地の果て」からご案内しましょう。南極点です。下にグーグルマップで南極点の位置を示しますが、あまり意味は無いかもしれません。メルカトル図法で描いた地図では南極点はただ「図の下端」を示すだけですから。

 

 

 南極点の様子をお見せします。ちなみに、南極にはストリートビューを撮影する自動車や、人間がストリートビューを撮影する時に背負う重い専用機材を持ち込めなかったようです。そこでグーグルは、三脚に立てた一眼レフカメラでパノラマ画像を撮影したそうです。

 
↓↓画像の上でクリック&ドラッグ! 景色が動いて変化を楽しめます↓↓

 

 世界各国の国旗が並んでいる間に、頂点に金属球を載せた背の低いポールが見えると思います。これが南極点を示すポールです。しかし正確に言うと、南極点は動き続けています。例えば、地殻変動が発生すると、地球の自転軸、つまり北極点と南極点を結ぶ線がずれます。また、南極の氷は地面に載っていますが、この氷は地面の上を移動し続けています。ここで見ることができるポールは、南極点が「このあたり」ということを示していると考えれば良いと思います。

南極の気象条件を利用した望遠鏡

 次に紹介するのは「南極点望遠鏡(South Pole Telescope)」です。これは電波(電磁波)を受けて天体を観測する電波望遠鏡というものです。

 
↓↓画像の上でクリック&ドラッグ! 景色が動いて変化を楽しめます↓↓

 

 電波望遠鏡は電磁波を受けて天体を観測するものです。ところが、電磁波は大気中の水分に吸収されやすいという特性を持っています。そこで、年間を通して寒冷で乾燥している南極に電波望遠鏡を設置することになったようです。人間にとっては極めて厳しい自然条件が研究に役立つという活動の一例といえるでしょう。

南極探検隊が残した探検小屋

 20世紀の初期、アムンゼンとスコットの2人がそれぞれ探検隊を率いて、人類初の南極点到達という栄誉を争いました。結局1911年12月14日、アムンゼン率いる探検隊が人類初の南極点到達を果たします。

 

 グーグルは、アムンゼンと争って南極点到達を目指したスコットとその探検隊が残した基地の画像を公開しています。

 
↓↓画像の上でクリック&ドラッグ! 景色が動いて変化を楽しめます↓↓

 

 20世紀初頭に建造したものなのでさすがに古さは感じますが、それほど荒れてはいません。大きなストーブや、隊員が使ったベッドなども確認できます。基地内を移動していろいろ探してみてください。

一生訪れることはないでしょうが……

 南極に建っている施設をいくつか見てきました。普通の人間なら南極に行くことなく一生を終えると思います。だからこそ、南極の施設をWebを通して眺めてほしいと思います。南極点望遠鏡を使った研究のように、南極でなければできないこともこの世にはあるのです。研究が実を結べば、私たちの暮らしにも何かいいことがあるかもしれません。Webを通してその活動を見て、応援しようではありませんか。

お問い合わせはコチラ

資料請求・各種お問い合せは、お問い合せフォーム、またはお電話にて承っております。
お気軽にご連絡下さい。

CONTACT

資料請求・各種お問い合せは、お問い合せフォーム、
またはお電話にて承っております。お気軽にご連絡下さい。

TEL
03-4405-9228
MAIL
メールでのお問い合わせ

SHARE

Pocket