何かと話題の「築地市場」。豊洲問題がどうなるかはまだまだ不明ですが(2016年12月現在)老朽化の問題もあるので、近い将来築地市場の姿が見られなくなってしまうことはほぼ決まっている様です。世界最大の市場が幕を閉じる可能性が高い、ということ。
ストリートビューでは築地市場も見れます。築地に行ったことがある人も無い人も、日本が誇るべき文化を楽しみ慈しんでご覧ください。。
船の上からも面白い築地市場
1923年9月に起きた関東大震災で東京都内の魚河岸市場群が壊滅し、臨時の東京市設魚市場を開設したことが市場の始まりだとか。1935年には現在の位置に東京市中央卸売市場が作られ、現在に至ります。
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隅田川には水上バス・クルーズ船・屋形船など多くの船が行き交っています。築地市場は海外からの観光客に特に人気。トップ画像のような素敵な夜景も、あと少しで見納めなのでしょうか。
ストリートビューの撮影はおそらく午後。場内のほとんどは午前中で閉店ですから。ストリートビューをズームアップしても人影すら見えません。こうした閑散とした市場も哀愁があっていいものです。
外国人観光客からの人気に企業が注目
元々観光客が訪れることが出来なかった築地市場ですが、「築地市場グルメ」と呼ばれる食堂棟のメニューがメディアに取り上げられるようになったことと市場の売上が下がったことが重なり、入場制限を解除し観光客を呼び込むようになりました。
規制解除後は業者以外でも良質の鮮魚を購入できるようになり、日本国内のみならず外国人観光客向けのガイドブックに必ず掲載されるようになります。
画像参照元 01BOOSTER
観光客や一般客の利用により市場には人が溢れるようになります。そのため侵入禁止のエリアへの立ち入りも容認状態でした。しばらくその状態が続きましたが、一部の一般・観光客のルール・マナー違反により業務に支障がき始めたため、2008年12月から2009年1月まで競りを行う区域が立入禁止に。
その後何度か立ち入り禁止と解禁を繰り返し、当日先着順で入場制限を行い見学時間を繰り下げることで落ち着きます。このトラブルやいざこざに目を付けたのが、各旅行会社。安全安心に見学が行えるようにガイドを付けたツアーを企画。
この企画が人気を博し、特に外国人向けのバスツアーは予約困難になるほどの人気だとか。セリの見学や寿司握り体験、2人だけのプライベートツアなど、魅力的な企画が目白押しです。
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この活気ある光景は、新市場に移行したらどのように変身するのでしょうか。場所がどこになるかわかりませんが、新しくなることは悪い話ばかりではありません。今から楽しみにしておきましょう。
これで見納め?!市場をまるっと見てみよう
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全く先が見えない築地移転問題。いつになるかわからないけど、近いうちに見れなくなる可能性大。おそらくストリートビューも書き換えられてしまうはず。この機会にぐるっと回ってみませんか?これが見納めになるかもしれません。
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ここは青果卸売場。青果市場としては、大田市場に継ぐ2位の実績をもつ市場です。築地というと鮮魚のイメージが強いですが、青果エリアも負けず劣らず魅力があります。怒声飛び交いフォークが行き交う光景は圧巻の一言。安全面的に考えると、この光景は間違いなく見れなくなるはず。
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水産部は築地の華です。閉店後の姿でさえも趣があります。スタート地点はかの有名な「梅澤」。老舗のオーラが伝わってくるようです。
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テレビでよく見た風景も、360°で見ると迫力倍増。日本人から見ても、どこか異世界に感じてしまうような不思議な空間かと。もしまだ間に合うなら、もう一度見ておくべきでしょう。
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場外エリア。ここでは一般・観光客も気軽に買い物ができます。グルメ好きなら堪らないエリアですね。食い倒れ必至。
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場外の人気店「きつねや」。メインはホルモン丼・肉豆腐・牛丼の3つで、肉豆腐は単品オーダー不可です。室内版ストリートビューからも、ホルモンの美味しさが伝わって来ます。女将さんが気さくで愛嬌たっぷりなところも大きな魅力です。
まとめ
どうでしたか。築地市場のことがわかったでしょうか。築地市場には何度も行ったことがある筆者ですが、記事を書いていたらもう一度築地に行きたくなってきました。新しい市場にも期待しつつ、古き良き伝統を持つ築地市場の魅力を再確認してもらえたなら幸いです。
機会があれば、閉鎖の前に遊びに行ってみて下さいね。
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