(引用元:愛媛県)
中島(なかじま)とは、愛媛県松山市の沖合に浮かぶ忽那諸島最大の島であり、興居島、睦月島を越えたところに位置しています。人口においても忽那諸島のなかで最も多く、忽那諸島の中心地としての役割を果たしています。毎年8月下旬に行われるトライアストン中島大会の開催地であり、大会時には島外からも多くの人々が訪れ、島じゅうが歓迎ムードに包まれます。
忽那諸島最大の島ではあるとは言え、歩いて一周することも十分可能です。アミアゲビーチ、姫ヶ浜海水浴場など、島内の自然を堪能できるスポットがたくさんありますので、気晴らしには最適な島です。また、青々と生い茂る忽那島八幡宮や桑名神社の周辺には神の木として崇められているクスノキやカヤの木が今もなおすくすくと育っており、天然記念物にも指定されています。
島内のほとんどが瀬戸内海国立公園に属しており、数々の絶景ポイントを有しています。みかん畑をバックに瀬戸内の景色を眺めることで、最高のロケーションを満喫することができます。さあ、ストリートビューを通じて中島の名所や絶景スポットを探検しましょう。
義経も降り立った大浦港に上陸
まず、こちらは大浦港近辺の様子です。
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ストリートビューでは青々と生い茂った松が目に入ってきます。これは「鎧かけ松」と呼ばれる松であり、1185年に姫が上陸した時、源義経が鎧を脱ぎ、松の上に掛けたことに由来します。それ以来、松に異変が起こり、横方向へしか伸びなくなったというのです。現存する松は初代のものではありませんが、義経と所縁のあるこの地で義経の威光を感じ取ってみてはいかがでしょうか?
波がおだやかな人工浜|アミアゲビーチ
さらに北へ進むと、人工浜のアミアゲビーチに到着します。波は比較的静かであり、潮の流れもほとんどありませんので、親子連れでの海水浴にはおすすめの場所です。
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海の方向へと堤防が伸びており、釣り場としても人気のスポットです。
天然記念物に指定されたカヤの木にも注目!
続いて、桑名神社です。初代の本殿は1104年当時、地頭の職に就いていた藤原兼平によって造営されたと伝えられていますが、その後の数回にわたる焼失を経て、庄屋によって再建され、現在に至っています。また、総欅造りにかご彫りという神社彫刻は愛媛県下でも珍しく、神社建築に興味のある方にはおすすめのスポットです。
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桑名神社の周辺で生い茂る森の中では、推定樹齢700年、樹高30メートルにも達する巨大なカヤの木が今でもすくすくと育っています。昔はこの木の実から搾り取った油が飢饉時の非常食となるなど、周辺の住民の命綱として重宝していたようです。現在は天然記念物に指定されています。
みかんの島なのに茶畑が!
こちらは島の北部からの眺めです。みかんの産地として知られる中島でありますが、この近辺には茶畑が広がっています。
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大浦港の真裏に到着!
ここは大浦港のちょうど正反対の位置にある西中港周辺です。松山行きの船が発着しています。
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小島?いいえ、単なる大きな岩です
こちらは、島の南部周辺です。
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ストリートビューには海上に浮かぶ大きな岩が見えます。まるで陸路でつながった小さな島のようです。ここは地元住民の間では「城」として親しまれている場所です。普段ここを登ることは大変危険ですが、干潮時には歩いて渡ることもできます。
中島最大のビーチ|姫ヶ浜海水浴場
こちらは、島南部の姫ヶ浜海水浴場です。全長約500メートルの海岸線が続いており、中島では最大のビーチとなっています。海の家や宿泊施設もありますので、合宿などにも向いています。
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秋祭りが盛大|忽那島八幡宮
大浦港周辺に戻ってきました。こちらは大浦港より歩いて5分ほどのところにある忽那島八幡宮です。忽那島八幡宮の境内には天然記念物にも指定されている樹齢約800年のクスノキを含む、約300種類の暖地植物や産地植物が生い茂っています。
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忽那島八幡宮周辺は毎年10月初旬になると、秋祭りで賑わいます。島の文化を継承することはもちろんのこと、地域住民との交流を深めるという意味でも重要な役割を担っています。
まとめ
いかがでしたか?松山市の沖合に浮かぶ忽那諸島最大の島、中島へは、松山観光港よりフェリーで1時間で行くことができます。源義経が上陸したとも伝えられており、歴史が刻み込まれた島でもあります。過疎化の影響で人口が減少しているものの、夏はトライアスロン、秋は祭りで町全体が活気を帯びます。海水浴場や宿泊施設もあり、大学のゼミ合宿などにおすすめですよ。
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