和歌山県の隠れたリゾート離島「友ヶ島」。宿泊施設も完備されている、アウトドアビギナー・ベテランともに楽しめる、人気が高い観光スポットです。豊かな自然と価値ある史跡に囲まれた無人島は、一日で完歩出来る距離であるにも関わらず、何度もリピートする人が後を絶たないくらい、飽きが来ない魅力に溢れています。
今回は友ヶ島ストリートビュー冒険ツアーの第二弾。友ヶ島を縦断し、前回紹介できなかった沖ノ島から虎島の魅力を、余すことなく味わってもらいます。ストリートビューをグルグル動かしながら、のんびりと満喫して下さい。
蛇ヶ池から南垂水まで突っ切る!
全長3キロメートル程度の島ですが、アップダウンもあり道程は険しいはず。全てのスポットを楽しもうと思うとのんびりしてもいられません。朝一番に出発するための準備を整えておきましょう。スタート地点の沖ノ島西部は、展望台や広場も多く、道も緩やかで初心者向け。2日目は自生している草木に目を向けてみると、違った楽しみを発見できると思います。
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蛇ヶ池の南側にある池尻広場。池尻キャンプ場とも呼ばれていて、事前に許可を出せばキャンプをすることも可能です。フラットな地面はテントを張るのにピッタリで初心者も安心。初日はココで夜を明かすのも悪くないかもしれません。ただし、ここにある井戸水は飲めないので注意しましょう。飲料水は自分で準備しておかなくてはいけませんよ。
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友ヶ島縦断をする前に、幸助松浜の潮だまりを観察するのはいかがでしょうか。穏やかな浜辺で、たくさんの小魚・カニ・貝などが自生する姿を楽しめます。実は流木もたくさん漂着するので、イイ感じの流木と出会えるかも。流木はアクアリウムやインテリアでも使えますし、オークションで高値が付くこともあるそうです。お宝流木を探す「トレジャーハンティング」に興じるのも悪くありません。
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ココは最大の砲台跡「第三砲台跡」のすぐ側です。ここには男性用女性用のトイレが完備されています。無人島の旅では、トイレ情報をキチンと把握しておくことが非常に重要。特に女性の場合は、大変な問題が起こりかねません。男性はさりげなくリードして、緊急事態が起こらないようにしてあげましょう。
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砲台を抜けたら北上して、道なりに海岸線を歩くのもオススメ。潮風を感じながらの森林浴は、最高の癒しの時間になるはずです。道の途中にある小展望台からの景色は、松のシルエットがスパイスになって、趣のある景観に仕上がっています。
南垂水キャンプ場から虎島はワイルドさが魅力
道も半ば、少し疲れてきたと思うのでひと休みしましょうか。南垂水キャンプ場は、風も気持ちよく何処からでも絶景が楽しめるので、休憩するには最適のスポットです。もちろんテントを張ることも出来るので、ベース基地にすることも出来ます。もちろん飲料水の準備は忘れずに!
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屋根付ベンチもあるので、暑い日雨の日も安心ですね。もちろん周辺にトイレもあります。芝の先に輝く海が、本当に美しいと思いませんか。筆者も今度行くときは、ここでテントを張って夜を明かしてみる予定です。ちなみにキャンプ場に鳥居があります。冒険の無事を祈っておくのもいいでしょう。この広場では、各々思い通りの過ごし方が出来そうですね。
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ココから虎島までは、木々のトンネルが続きます。ストリートビューに広がる葦のエリアは、実は「深蛇池」という大蛇伝説がある池。水も見えず地味な風景ですが、植物好きにとっては貴重な植物を観察できる魅惑的なスポットになります。海岸側に回れば、イワタイゲキの花が色付く光景も観察可能。4月5月がシーズンなので、植物好きはチェックしておきましょう。
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草木の背が低くなり岩場が目立つようになれば、虎島が近くなったサイン。ゴールもあと少しです。筆者も目の前に虎島への一本道が現れた時は、やはり感動しました。この道、満潮時には海に沈んで無くなってしまうので要注意。しかも、ここから先は険しい道が続きます。気を引き締めて先へ進みましょう。
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今にも崩れそうな道程を進み、時には岩場をよじ登り到着した先は「葛城二十八宿の第一番経塚」。はるか昔、修験道の祖「役小角」がここに「妙法蓮華経 序品」を収めたと伝えられています。友ヶ島は修験道において重要な修行の場。一般人が入ることが出来なかった明治から2次大戦中も、修験道の人間は立ち入ることが許されていました。もちろん現在でも修験道の行場として多くの修験者が訪れています。
沖ノ島・虎島は、遥か昔から修験道で重要視されており、島内に数多く見られる鳥居もその名残とか。つまり友ヶ島は、自然と史跡を楽しむだけでなく、ご利益も頂けるパワースポットの側面もあるということです。楽しみながらも自然に感謝し、日々の疲れと穢れを落としていきましょう。
まとめ
どうでしたか。友ヶ島の魅力が伝わったと思います。第二弾はちょっとマニアックな内容でしたが、これもまた友ヶ島の大きな魅力。第一弾の情報と合わせて、素敵なレジャーを計画してみて下さい。友ヶ島は日帰り観光の利用者の方が多いようですが、筆者は断然泊りを推します!チャンスがあるなら、泊りでたっぷり楽しんでみて下さい。
友ヶ島汽船HP
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