FLIC 360 BLOG FLIC 360 BLOG

(引用元:いよ観ネット

 

瀬戸内海に浮かぶ有人島、大三島。なかなか行きづらいと思われますが、大島、伯方島、大三島、生口島、因島、向島の計6つの島をつなぐ「しまなみ海道(正式名称:西瀬戸自動車道)」を活用すれば、本州側からも四国側からも容易にアクセスすることができます。しまなみ海道は、本州側から、新尾道大橋、因島大橋、生口橋、多々羅大橋、大三島橋、伯方・大島大橋、来島海峡大橋という7つの橋の総称を言います。

 

本州と四国とをつなぐ橋には、その他にも明石海峡大橋や瀬戸大橋があります。しまなみ海道はこれらの橋とは異なり、自転車での通行が許可されています。それゆえ、しまなみ海道の名所はサイクリストの人気スポットにもなっているのです。大三島はしまなみ海道のちょうど真ん中に位置しており、ほっと一息休憩するにはおすすめの場所です。

 

瀬戸内海には何百もの島が存在しますが、なかでもここ大三島は、映画やドラマのロケ地に選ばれることが多いのも特徴のひとつです。「映画やドラマを見て、大三島に興味を持った」という方は多いのではないでしょうか。今回はストリートビューを通じて、そんな大三島を覗いていきたいと思います。

 

東洋一のアーチ状の橋

今治のサンライズ糸山で自転車を借り、大島、伯方島を超えると、もうそこは大三島です。大三島へ入りまず目に飛び込んでくるのが、アーチ状の形をした橋です。しまなみ海道が全開通したのは1999年5月1日。一番最初に開通していたのは、愛媛県大三島と、『伯方の塩』で知られる伯方島とを結ぶ全長328メートルの大三島橋です。しまなみ海道で唯一のアーチ状の橋であり、しかもその規模は東洋一という、世界的な記録を誇っています。

 

橋の下を流れる海峡は急流で、交通の難所として知られています。地元では、その海峡の狭さと屈曲したさまを牛の鼻輪に見立て、「鼻繰瀬戸」「鼻栗瀬戸」といった呼び名で親しまれています。また大三島側には鼻栗瀬戸展望台があるので、観光客は必見。心地よい潮風を感じながら、自然美と人工美の融合を目の当たりできる絶好のビューポイントとなっています。

 

↓↓画像の上でクリック&ドラッグすると、360°の景色が楽しめます↓↓

 

この風景にどことなく見覚えがあるという方もいらっしゃるのではないでしょうか。大三島橋の周辺の風景映像は、以前NHKの『みんなのうた』にも採用されました。伯方島側には開山公園というお花見スポットがあり、春にはこのアーチ橋を背景に、桜の花見を楽しむことができます。

 

大三島と言えば村上水軍

大三島は、かつて村上水軍という海賊が大活躍していた場所です。村上水軍と言えば日本遺産に認定されたり、「村上海賊の娘」という本が売れたりと話題に事欠きません。「海賊」と言う一般的にはとあまり良くないイメージだと思いますが、ここで言う海賊は南北朝から戦国時代にかけての時期において、交易や流通の秩序を支えていた一族のこと。村上水軍の名残から、しまなみ海道には村上姓が多く、愛媛県今治市吉海町出身の芸人、村上ショージさんは自分自身を村上水軍の末裔と語っていたこともあるようですよ。

 

大三島の中心地には日本初の水軍戦国期の海賊をテーマにした『村上水軍博物館』があり、博物館内に収められている古文書や復元品を通じて当時の世界観を知ることができます。さらに、村上水軍が当時身に纏っていた甲冑や小袖を実際に着用できるコーナーも設けられており、小さな子供連れの方も親子揃って楽しめるようになっています。

 

こちらは村上水軍博物館前になります。外観も非常に立派ですね。

 

↓↓画像の上でクリック&ドラッグすると、360°の景色が楽しめます↓↓

 

村上水軍博物館

電話:0897-74-1065

住所:愛媛県今治市宮窪町宮窪1285番地

公式HP

 

日本国の守り神が鎮座する大山祇神社

その村上一族が氏神として崇めていたのが大山祇神社(おおやまづみじんじゃ)です。明治42年3月22日、初代内閣総理大臣の伊藤博文氏もここをお参りしており、大日本総鎮守としての大山祇神社に敬意を払っていました。日本各地には1万社を超える三島神社や山祇神社が存在しますが、三島神社や山祇神社の総本山がこの大山祇神社です。

 

↓↓画像の上でクリック&ドラッグすると、360°の景色が楽しめます↓↓

 

ここに祀られている大山積神は「海の神」「山の神」そして「武人の神」として信仰されています。そのため、多くの戦国武将は戦勝祈願や謝礼のためにここをお参りし、そのたびに自身の武具を奉納していたそうです。鎌倉幕府を開いた源頼朝やその弟、義経もそのひとり。大山祇神社の境内にある宝物館には彼らをはじめ、有名武将が身に纏っていたとされる武具が展示されています。なんて豪華なのでしょう!

 

大山祇神社宝物館の隣には、大三島海事博物館(葉山記念館)もあります。こちらは、海洋生物研究学者であった昭和天皇が、研究のために利用していた「葉山丸」を永久保存するために建造された建物です。施設内には昭和天皇が収集した瀬戸内海の動植物の標本をはじめ、水軍や海事関係の書類が展示されています。

 

大山祇神社宝物館

電話:0897-82-0032

住所:愛媛県今治市宮浦町3327

今治地方観光協会

 

大山祇神社はパワースポットとしても有名

大山祇神社の境内には、樹齢約2600年の「小千命御手植の楠」を含む、38本のクスノキが植えられています。クスノキには他の木々にない独特の香りや温かみがあり、ここにいるだけで心が安らぎます。また大山祇神社のクスノキには不思議な力が宿っており、パワースポットとしても大人気。ストリートビューを通じて、大山祇神社に漂うパワーを感じ取ってください。

 

↓↓画像の上でクリック&ドラッグすると、360°の景色が楽しめます↓↓

 

大山祇神社

電話:0897-82-0032

住所:愛媛県今治市大三島町宮浦3327

今治地方観光協会

 

まとめ

いかがでしたか?「大三島にぜひ一度行ってみたい!」と思った人もいらっしゃるのではないでしょうか。それほど大きくない島ですので、丸一日あれば、自転車で島を一周することもできます。もしかすると、サイクリングの道中で未知のものに巡り合えるかもしれません。気候の良い今。仲間とともに自転車に乗りながら、新たな発見の旅に出かけてみませんか?

 

お問い合わせはコチラ

資料請求・各種お問い合せは、お問い合せフォーム、またはお電話にて承っております。
お気軽にご連絡下さい。

CONTACT

資料請求・各種お問い合せは、お問い合せフォーム、
またはお電話にて承っております。お気軽にご連絡下さい。

TEL
03-4405-9228
MAIL
メールでのお問い合わせ

SHARE

Pocket