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(引用元:奈義町現代美術館公式サイト)
 
インターネットを検索した時に出てくる口コミ、訪れる際に参考にされる方も多いのではないかと思います。また、Googleで検索した時に表示される星の数も、一目で評判が分かる便利な指標として利用している方もいらっしゃるのではないでしょうか。
 
今回は、そんな星の指標の中で「4.7」の評価を獲得している「奈義町(なぎちょう)現代美術館」をストリートビューを通してご紹介。岡山県に位置する、知る人ぞ知る人気美術館です。早速、岡山県の360度の旅に出かけてみましょう。

自然とアートで出来ている町「奈義町」


 
突然ですが、みなさん「奈義町(なぎちょう)」という地名を耳にしたことはありますでしょうか。読み方は漢字そのままですが、意外と知られていない街であるという印象を受けます。実はそんな「奈義町」に今回ご紹介する「現代美術館」は位置しているのです。
 
奈義町の魅力は自然豊かな街並みと、そこに調和しているアートの数々。まさに、自然とアートで構成されている町なのです。岡山県の北東部に位置しており、豊かな自然の中でのんびりと充実した田舎暮らしが出来るのもポイント。今回は、奈義町現代美術館のみならず、奈義町の魅力もストリートビューを通してご紹介します。
 

まずは奈義町現代美術館をチェック

「奈義町現代美術館」は、岡山県勝田郡に位置しています。岡山駅より、JR津山線に乗って揺られること約1時間30分、美術館の最寄り駅「津山駅」に到着します。そこから中鉄バスかタクシーに乗車してさらに10分ほどすると、ようやく目的地である「奈義町現代美術館」に到着します。岡山県の北東部に位置しており、鳥取との県境でもある奈義町は、中心の岡山駅からアクセスするには少々時間が掛かります。
 
しかし、時間を掛けてくるからこその味わいがあるのがこの奈義町。美術館の周りは緑がたくさん育っており、心が自然の解放感に包まれること間違いなし。そんな奈義町に突如として表れる赤茶色の建物が街のシンボルの一つである美術館。いよいよ、ストリートビューで内部に潜入してみたいと思います。
 
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こちらの作品は、彫刻家である宮脇愛子(みやわきあいこ)氏による「大地の部屋 ≪うつろひ-a moment of movement≫」。「有る」と「無い」を行き来する「移ろい」の世界を表現した美術作品です。「有る」状態から、「無い」状態へ物事が移り変わっていく際に生じるひと時の「余韻」。「無い」ことが「有る」ことによって、私たちは何とも言い難い淡い想いなどを感じます。大地の部屋 ≪うつろひ-a moment of movement≫は、その「無い」に支えられた「有る」という心情を現していると言われています。
 
私たちにとっては、何だか難しいことのように感じます。また、「うつろい」をこの細い曲線で描く宮脇愛子氏の創造性に感服してしまいます。HPなどで、事前知識を身に着けてから行くと一味違った楽しみ方がありそうです。
 
内部にも、同じコンセプトの作品がもう一つあります。
 
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ここまでで、宮脇愛子氏の2作品を見ていただきましたが、実はこの「奈義町現代美術館」、この宮脇愛子氏に加え、荒川修作(あらかわしゅうさく)氏+マドリン・ギンズ氏、岡崎和郎(おかざきかずお)氏、の計4人の芸術家の作品のみによって構成されています。4人のみというと、人数が少ないように感じますよね。また、もう一つの特徴として「作品が大きい」ということが挙げられます。一般の美術館などですと、壁に掛かった絵画などを想像する方も多いと思いますが、奈義町現代美術館では、普通の美術館では収集不可能な「巨大作品」をあらかじめ4人の芸術家に依頼し、その構想を基にして、作品が形作られています。
 
奈義町ののびのびとした土地に立つ壮大な建物を活かした作品設計は「作品と建物の半永久的な一体化」とも言われています。また、「Nagi MOCA(ナギ・モカ)」という通称も持っており、多くの人にこの呼び方で親しまれているそうです。
 
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そして、その「荒川修作氏+マドリン・ギンズ氏」の作品の一つがこちらの「太陽前室」。残念ながら、こちらの作品はストリートビューで内部に入ることが出来ませんが、なにやら黒い柱のようなものが真ん中に立っているのが見えます。

 

こちらの小部屋、一歩足を踏み入れると不思議な感覚に襲われる、という言われのある魔法の部屋。柱が斜めっていたり、壁の角が直角ではなかったりするため、自らの平衡感覚が鈍ってしまうそうです。実際に体験してみたい方は、直接訪れてみてください。
 

いかがでしたでしょうか

奈義町現代美術館はいかがでしたでしょうか。自然豊かな街、奈義町にそびえ立つ壮大な建物、そしてその建物と融合した作品の数々。見る人の心情によって、捉え方が変化するのが作品の面白いポイントであり、趣を感じる部分です。また、ストリートビューを通してみるのと、実際に目にするのでも、その感じ方に変化があると思います。
 
今回ストリートビューでお見せできなかった部分もあるので、是非一度「奈義町現代美術館」へ足を運んでみてください。きっと、新しい形の美術館で素敵な出会いや発見があるはずです。

 
▼奈義町現代美術館
所在地:〒708-1323 岡山県勝田郡奈義町豊沢441
電話番号:0868-36-5811
HP:奈義町現代美術館
 

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