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天気が良い日には、一日中家にこもっていないで外にお出かけしたくなりますよね。天空に広がっている晴れわたった空を見ていると、なんだかすがすがしい気分になります。この時期になると、増えてくるのが「山登り」をする人々。近年では、山ガールという言葉も流行するなど、その人気は老若男女を問わず広がっています。
 
人気の山登りですが、今回おすすめするのは富山県に位置する「立山カルデラ」。人気のハイキングコースとして毎年多くの人が訪れるスポットです。早速ストリートビューを通して、360度の自然を体感するハイキングの旅に出かけましょう。
 

富山県に位置する立山カルデラ


 
「立山カルデラ」があるのは、富山県中新川郡。なだらかな溶岩台地として人気を集める「弥陀ヶ原(みだがはら)」の南側に広がり、約22万年前に始まった火山活動の影響を受けて生成されたカルデラであると言われています。
 
電車でアクセスする場合、富山地方鉄道の終点である「立山線立山駅」で下車します。夏季は約30分毎、冬季は1時間毎に電車が運行しているので、きちんと時間の下調べを行ってから足を運ぶのがいいかもしれません。また、車で行くには 北陸自動車道「立山インターチェンジ」から約40分、「富山インターチェンジ」からは約45分ほどかかります。無料の駐車場も完備されているようなので、車でアクセスするのもよさそうです。電車だと、東京駅から北陸新幹線と立山線を乗り継いで4時間ほど、車だと5時間半ほどかかるので、時と場合を考慮して交通手段を選んでみてください。
 

カルデラとは

ところで、先ほどから何度も出てきている「カルデラ」という言葉、みなさんご存知でしょうか。実は、カルデラは火山の活動によって誕生した大きな凹地のことを指し、「釜」を意味するポルトガル語に由来している言葉なのだそう。(スペイン語が語源だとする説もあります。)
 
東西約6.5km、南北約4.5km、標高差が500~1700mもある巨大な凹地として知られる立山カルデラは、日本の中でも珍しい「侵食カルデラ」として知られています。もともとは普通の火山体だった火山の火口が、侵食の影響で大きく広がったものがこの「侵食カルデラ」として分類され、岩石の脆さや気候・風力などの難しい条件がぴたりと重なり合った時にしか形成されないカルデラとして、希少な価値を誇っています。
 
それではさっそく、立山カルデラを覗くことが出来る「立山カルデラ展望台」に登って、ストリートビューで自然を満喫してみましょう。
 

立山カルデラ展望台

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目の前に広がる一面の緑、これが立山カルデラが誇る自然の美しさです。ハイキングコースとしてお馴染みの「弥陀ヶ原(みだがはら)」を”穏やかな緑”とするならば、こちらの立山カルデラは、対照的な”荒々しい緑”が映える風景が特徴。侵食によってできたカルデラということもあり、土砂の堆積や度重なる斜面の崩壊など、自然の脅威を感じることの出来る、歴史ある姿を目にするこが出来ます。
 
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山の途中には、「立山カルデラ展望台」の表示も。階段もきちんと整備されています。また、ストリートビューの右下に見えるように、山道の途中には案内板が用意されており、山や川の名前を調べることもできます。侵食によって誕生した、という少し変わった特徴を持つ「立山カルデラ」。ここでしか見ることの出来ない自然に、出会うことが出来るかもしれません。
 

弥陀ヶ原遊歩道コース

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季節は変わりますが、ついでに「弥陀ヶ原」もストリートビューで探索してみましょう。映し出されているこの道は「弥陀ヶ原遊歩道コース」として知られ、富山県の立山駅と、長野県の扇沢駅とを結ぶ「立山黒部アルペンルート」の人気ルートのうちの一つとなっています。
 
周りの湿地を保護するために整備されている木道のおかげで、ハイキングを初めて体験する方でも苦労することなく歩を進めていけるのが、このコースの人気の理由。春には色とりどりの花、夏になると鮮やかな緑を、秋には紅葉、冬には真っ白な雪景色を楽しむことが出来る、風情漂うルートです。

立山カルデラ砂防博物館

最後にストリートビューでご紹介するのは「立山カルデラ砂防博物館 」。火山活動と侵食作用によって形成された立山カルデラと、多量の崩壊土砂による災害を防ぐために建設された砂防の歴史を学ぶことの出来る博物館です。
 
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入口を入ると、まずは立山の歴史を学ぶことの出来るスペースがあります。長年の歳月をかけて作り上げられた、今の火山の姿の重みを感じることが出来そうです。
 
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木造の内部には「大場の大転石」の展示もあります。1858(安政5)年に起こった大地震の影響によって発生した山崩れの際に、山の下流に押し寄せた巨大な石をまとめて表したものがこの「大場の大転石」。この博物館のみならず、街の中にも巨大な石がそのまま置かれているところもあるそうです。
 
立山カルデラ砂防博物館は立山駅の近くに位置しているので、展望台の帰りに寄ってみるのもいいかもしれません。
 
▼立山カルデラ砂防博物館
所在地:〒930-1406 富山県中新川郡立山町芦峅寺ブナ坂68
電話番号:076-481-1160
HP:立山カルデラ砂防博物館

いかがでしたでしょうか

立山カルデラはいかがでしたでしょうか。雄大な自然と、その力を感じることの出来るカルデラ。お天気のいい日に、是非足を運んでみてください。

 

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