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お正月の風物詩、箱根駅伝。日本に住んでいて、知らない人はほとんどいないのではないでしょうか。
正式名称を「東京箱根間往復大学駅伝競走」という、関東学生陸上競技連盟が主催する、れっきとした大学陸上駅伝競技における関東大会のひとつが箱根駅伝です。
 
東京大手町から箱根・箱根町芦ノ湖までの217.2kmを10人が襷で繋ぐ日本では最長距離の駅伝大会。
その箱根駅伝の中でも近年では『神』が生まれる5区山上りで多くのドラマが生み出されています。ただでさえ過酷なロードレースだというのに、さらに山を駆け上がる選手たち。テレビの前で見ていても明らかに大変そうなのが伝わってきますよね。
 
お正月早々にそんな大変なことをする大学陸上の方々に敬意を払い、今回はその5区ルートストリートビューで記事体験していきたいと思います。

 

有名な温泉地箱根の入り口『箱根湯本駅』約5km地点

5区の選手が襷を受け取るのは、箱根よりわずかに手前の小田原中継所。
 
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序盤は平坦な道を行き、約5㎞地点でいよいよ箱根を実感させる『箱根湯本駅』前を通過することになります。
 
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東京から運ばれてきた襷はこの時点で4人の汗を吸い、84約㎞、4時間以上も旅をしてきています。国道一号線をひた走り、ここ箱根湯本駅の前から温泉街の入り口となるだけあって、お土産物屋がしばし続きます。ビルの壁に貼られた大学の垂れ幕や、沿道からの声援を耳にしながら、迫る温泉街……箱根山へと突き進んでいきましょう!
 

古い歴史を感じる、函峯洞門バイパス。約6km地点

緩やかに始まる傾斜を上り始めると見えてくるのが、『函峯洞門バイパス』。トンネルの片側が開口しており、中国の王宮をイメージして設計されたという、シンボリックなたたずまいのそれを横目に走り抜けていきます。
 
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現在は落石などの危険があるということで、函峯洞門の中は通過せず並行するバイパスを走ることになっていますが、かつてはこの薄暗いトンネルの中を選手たちは走っていました。トンネルの中は応援も途絶えるというので、思わず速く走りぬけたくなってしまったのではないでしょうか。

 

山上りの正念場! 熱い応援が力になる宮ノ下。約11km地点

箱根山に入り、5区も中盤に入ってくる約11km地点となる宮ノ下。坂の傾斜が5区区間の中では最大になり、山上りの正念場とも言えるポイントです。まるで行く手を阻むかのように続く上り坂はどんなに苦しいことでしょう。復路では100m15秒台で走る選手もいるというから、相当な傾斜です。
 
そんな選手たちを応援するために、このあたりでは、毎年恒例となっている派手な応援があります。宮ノ下エリアで観戦する人々が一団となって、山を駆け上がる選手たちの名前を連呼するのです! 一番苦しいときに、自分の名前を大声援で呼んでもらえる。これほど力になるものはないでしょう。
 
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5区を盛り上げ、選手の力となる大応援団はボランティアの方が取り仕切り、5区の選手名簿を観戦している方々に配布して行われているのだそうです。
宮ノ下エリアには「渡邊ベーカリー」と言う有名なシチューパンのお店もあります。パンをお皿に見たてたこのパン、ゴールした後にはぜひ食べに降りて来たい一品です。
 
【施設情報】
施設名   ・・・渡邊ベーカリー
住所    ・・・神奈川県足柄下郡箱根町宮ノ下343-3
電話番号  ・・・0460-82-2127
営業時間  ・・・(4月~9月)9:30~17:30(10月~3月)9:30~17:00
定休日   ・・・水曜日・第3火曜日

 

辛く長い道のりを経て、ついにゴール!

苦しさと戦いながら、なおも山を上ると待っているのが、5区約19kmの「国道1号最高地点」です。東京からずっと走り続けてきた国道1号線の中でも、一番標高の高いポイントになります。
 
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左右を木々にふさがれてはいるものの、すぐ横にそびえる山と国道1号最高地点の看板は、自身が苦しみながらも上がって来た道を証明してくれるかのよう。20km近くを走ってきているので、おそらくそんな感慨に浸る余裕はないかもしれませんが、ここを過ぎるとゴールまでは一転して下りになっていきます。
 
山を上り、そして5kmほど下るとついにゴールが見えてきます。ゴール地点は芦ノ湖で、小田原中継所からは約23kmの場所になります。(近年コースが変動があるため、少しずつ変わります)
 
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ゴール地点には箱根駅伝の往路ゴールであり、復路スタート地点であることを示す「東京箱根間往復大学駅伝競走往路ゴール」の石碑があります。この石碑とその奥に広がる芦ノ湖、そして富士山! ついに走りきったのだという達成感を満たしてくれることは間違いありません。
 
この石碑のすぐ隣には「箱根駅伝ミュージアム」があります。
 
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箱根駅伝の歴史や数々のドラマ、箱根を駆け抜けたユニフォームやシューズ、襷を見ることができます。ダイジェスト版を放送してくれているのも、箱根駅伝ファンとしては嬉しいポイント。過去の名シーンを振り返りながら、5区を自らの足で上る充実感を心ゆくまで楽しみましょう。
 
きっと、次回の箱根駅伝を見るときには、今まで以上に感情移入をしてしまいますよ。次回箱根駅伝をもっと楽しむために、ぜひ一度上ってみませんか?
 
【施設情報】
施設名   ・・・箱根駅伝ミュージアム
住所    ・・・神奈川県足柄下郡箱根町箱根167
電話番号  ・・・0460-83-7511
営業時間  ・・・・平日10:00~16:30・土日祝9:30~17:00

 

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