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あたたかい季節になってくると、涼感を求めて水場に行きたくなること、ありませんか?
寄せては返す波の音が心地よい海もいいけれど、断然オススメしたいのは上から下に流れ落ちる「滝」です。
 
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滝とひと言で言っても、日本だけで見てもかなり沢山の滝が存在します。大きなものから小さなものまで様々ですが、日本三名瀑といえば「華厳の滝(栃木県)」「那智滝(和歌山県)」そして「袋田の滝(茨城県)」です。華厳の滝は落差97mの圧倒的な存在感を放ち、那智の滝はさらに上をいく133mという落差を誇る滝。一方の袋田の滝は落差はないものの、幅広に流れ落ちる水流がパワーを感じさせる滝となっています。
 
ところで、日本のいろいろな滝の中でも「白糸の滝」と呼ばれる滝がいくつかあるのをご存知でしょうか。今回は、水流が絹糸のように流れ落ちる「白糸の滝」をご紹介したいと思います!
 

避暑地で心を癒す軽井沢・白糸の滝

 
長野県は軽井沢にある白糸の滝は、一年を通して美しく澄んだ流れを見せてくれます。滝近くまでやってくると、周辺を覆う木々の涼やかな空気の中に、水の気配が。そして導かれるように進んで視界が開けたところに高さ3m、幅70mの軽井沢の白糸の滝が姿を現します。その名のとおり、白糸を細く垂らしたような滝がいくつも見られるのが軽井沢の白糸の滝。
 
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千曲川の支流のひとつである湯川の源流にあるため、滝の上に川の上流がないという不思議な存在です。浅間山の伏流水が岩盤の間から湧き出す形で滝を成しているそうで、雨などによる濁りや水量の変化はほとんど見られないのだとか。ぐるりと囲むような岸壁からしとやかに流れ落ちる滝までは浅い水面が続き、どこか庭園のような雰囲気もかもし出しています。
 
いわゆる滝の豪快さはなく、水飛沫を全身に浴びながら涼を得るようなワイルドさがないところが、上品な軽井沢らしさかもしれませんね。ちょっとオシャレにマイナスイオンを感じたい。そんなオトナの避暑を味わいたいなら軽井沢の白糸の滝、オススメですよ。しかも軽井沢の白糸の滝は、秋には紅葉も楽しめるというから、その楽しみ方は避暑に限らなくても良さそうです。
 
▽現地情報
住所:長野県北佐久郡軽井沢町長倉(小瀬)
 
 

日本三名瀑に入ることもある!? 静岡・白糸の滝

 
軽井沢とはうって変わり、こちらは大小さまざまな流水が見られる迫力いっぱいの白糸の滝。滝壺付近に向かう道中、耳に響いてくる激しい水音に期待感が高まっていきます。
上流からの流れと、湧水による流れが合わさり、数多の滝となって並ぶ雄大な姿。滝壺にさらに近づき、高さ20mから落ちてくる水流を目の当たりにすると、全身がしっとりと濡れそうなくらいの水飛沫を感じられます。細く流れる水流と、逞しく流れる水流のどちらも楽しめるのが、静岡の白糸の滝の特徴。国の天然記念物であり、世界文化遺産にも登録されている貴重なスポットなのです。
 
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日差しの状況によっては虹がかかることもあるというから、シャッターチャンスも逃せませんよ!
 
また、近くには音止めの滝もあり、こちらも日本の滝百選に選ばれる名瀑。白糸の滝とは打って変わり、もっと豪快な水流を見ることができます。その名の由来も滝の音があまりにも大きく、話の内容が聞き取れなかったことから、神に念じて音を止めてもらったという伝説から来るのだそうです。
どちらも魅力溢れる滝を楽しめるので、一度で二度美味しいスポットといえますね!
 
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▽現地情報
住所:静岡県富士宮市上井出
 
 

スケール感ある世界の滝より、風情溢れる日本の滝。

 
最後にご紹介するのは、福岡県にある白糸の滝です。こちらの白糸の滝は落差24m。幅12mの清流。福岡県指定の名勝でもあり、流れ落ちる滝の周辺には、樹齢三百年以上といわれる、萬龍楓(ばんりゅうかえで)が自生しているんだとか。こちらの楓も県指定の天然記念物となっているというから、一見の価値ありですね。
 
しかも、滝周辺はふれあいの里と呼ばれており、売店や飲食できる場所があるので、観光地として足を運びやすい立地なのがポイント。
 
日本が誇る、日本らしさを感じさせてくれる白糸の滝はいかがでしたでしょうか。世界には日本とは比べ物にならないような規模の滝があります。有名どころにはナイアガラの滝やイグアスの滝、ヴィクトリアの滝などが世界三大瀑布と呼ばれており、名前を聞いたことのある人も多いのではないでしょうか。これらの滝はいずれも国と国をまたがる形で存在しているので、日本で見られる滝とは規模が違うことを想像できますよね。
 
そこまで大きな規模になってしまうと、もはや現地で全貌を見るには空から見下ろすしかなくなってしまいそう。時には、受け止めきれないほどの迫力もいいかもしれません。
しかしマイナスイオンをもっと気軽に心地よく感じることができると思うと、やっぱり風情溢れる日本の滝とその景観は日本人の好みにぴったりと合っているのではないかなぁ、とつくづく感じます。
 
今度の休日は、お近くの滝めぐりを検討されてはいかがでしょうか。
 
 

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