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2013年6月26日に富士山が世界文化遺産に登録されてから約2年半。毎年、日本人のみならず海外からも多くの観光客が訪れる日本のシンボルとして変わらぬ人気を集めています。幼い頃に温泉の壁に描いてある富士山を眺めたり、晴れた日に遠くに見えるシルエットに想いを馳せたり、富士山にまつわる思い出を持っている方も多いのではないでしょうか。
 
今回は、全3日間かけて撮影された富士山のストリートビューを通して登山気分を味わっていただきたいと思います。
 

日本の象徴「富士山」

富士山
 
山梨県と静岡県にまたがるようにして存在する富士山は標高3776メートルを誇る日本最大の山です。富士山にも海開きならぬ山開きがあり、例年山梨県側ルートの登山口は7月1日から、静岡県側は7月の中旬から登山開始となっています。例年7月下旬から8月下旬までが特に混雑し、週末になると多くの登山客で賑わいます。ゆとりある登山を楽しみたい方は週末を避けることをお勧めします。2015年度の登山者は23万5千人で、前年度と比較すると約5万人の減少でしたが、10年前と比べてみると3万人ほどの増加傾向があることが分かっています。(平成27年夏期の富士山登山者数について:環境省)
 
富士山のコースは全部で4種類。山梨県側からは吉田口ルート、静岡県側は富士宮口・須走口・御殿場口の3ルートへの道が開けています。5合目の登山口まで車やバスで登り、そこから登山を開始するのが最もメジャーな方法になっています。コースによってその特色は様々で、初心者から上級者まで楽しめるコースになっています。今回は、山頂までの距離が一番短い吉田ルートで疑似登山を経験していただきたいと思います。
 

一番人気「吉田ルート」

吉田ルートは、登山口オープンが早いこともあり毎年多くの人が集まる一番人気のコースになっています。その最大の理由として、山小屋や救護所などの施設が充実していることが一番にあげられます。各合目ごとに建っている山小屋を休憩ポイントにすることによりペース配分がしやすくなることや、緊急時に頼れる場所があるのは安心です。
 
また一番人気ということもあり、5合目の登山口までのアクセスはとても便利。首都圏からであれば、富士急行富士山駅、河口湖駅からの路線バスがシーズンを通じて運行しています。遠方からのアクセスの場合は、羽田空港からの直行バスを利用することもできます。
 
ただし、吉田口利用の際に最も注意するべきことあります。それは「混雑」です。さすがは一番人気、登山ピークの時期には5合目の駐車場に長蛇の列ができるそうです。混雑を避けたい方には他のルートをおすすめします。
 
では、吉田ルート5合目の登山口から富士山登山を開始しましょう。
 

5~6合目

5合目を出発するとしばらくは平坦な道が続きます。趣漂う道をゆっくりと楽しむ登山を始めることができます。1時間ほど歩くと6合目に到着目前になります。6合目が近づいてくると道はやや急になり、樹林帯が両脇にそびえる道を一列になって歩く姿が印象的です。
 

 
ここからさらに歩を進めると、舗装された道が途切れた先に6合目があります。開けた視界と青い空のもとで休憩を取っている方々の姿が映っています。6合目からは登山の装備が必要になるほどの険しい道が続くので、次の登山に備えてここでたくさんの休憩を取っておくことをおすすめします。
 

 

7合目~8合目


 
7合目の最初の山小屋まではしばらくジグザグの広い岩道が続き、その後も斜面の角度はどんどん急になっていきます。8合目付近では標高3,000mを超えるため、高山病にかかる人が多くなります。そのため、登山期には8合目救護所に24時間医師が滞在しています。登山に熱中するとつい水分補給も忘れてしまうこともあると思いますが、こまめな水分補給が重要です。
 

9合目~頂上


 
9合目から頂上までは、足元で擦れ合う石のザクザクという音が印象的です。8合目から合流している須走ルートの登山者の影響で道はさらに混みあうようです。9合目の標高は3600メートルと、頂上まであと約400メールです。疲労が最高潮に来ているであろう時点での400メートルがとにかく長く感じるといいます。頂上に近づいていると思ってもなかなか辿りつかないというもどかしさを感じつつ最後の力を振り絞って登り切ります。最後の鳥居にたどり着くといよいよ山頂に到着です。
 

日本一高い山「富士山」の頂上

ようやく富士山の最高峰、3,776メートルに到達しました!言葉にできない感動を味わうこと間違いなしの景色。
 

 
ストリートビューでは日本一標高の高い山小屋である「頂上富士館」も見ることもできます。他では購入することのできないオリジナルのおみやげ品を扱っていることに加え、頂上富士館の前にある駒ケ岳はご来光の最適スポットとして有名なため、多くの人が集まるスペースになっています。
 

 

日本の頂点に到達

 
日本の誇る「富士山」の登山体験はいかがでしたでしょうか。ストリートビューのみならず、実際に山頂から眺める御来光を一度は見てみたいものです。ただ、富士山は標高が3,000mを超える山であり、5合目と山頂では気温差がとても大きいため、十分な対策を行ってから登山に挑戦してみてください。
 
↓↓富士山のストリートビュー撮影のメイキング映像は下記の動画でご覧にいただけます↓↓

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