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1848年、アメリカ・カリフォルニアで「ゴールドラッシュ」が始まりました。それ以来、カリフォルニアには一攫千金を狙う山師が殺到し大騒ぎになりました。ちなみに、山師は1849年に大量に押し寄せたので、”forty-niners”(49ers)とも呼ばれたそうです。現在、この名前を冠したフットボールチームがサンフランシスコにありますね。

 

ゴールドラッシュ騒ぎはカリフォルニアに限ったものではありませんでした。一攫千金を夢見た山師たちは世界中で活動していました。今となっては世界を見渡しても金を掘れる場所などごくわずかですが、ゴールドラッシュ当時は世界各地に金を掘れる場所がありました。

日本でも70年代までは採掘を続けていた

日本といえば地下資源に恵まれない国というイメージが定着していますが、ほんの100年ほど前は日本にも金を掘れる場所がありました。そのうちの1つが、今回紹介する「鯛生金山(たいおきんざん)」(大分県日田市中津江村)です。鯛生金山では1894年から採掘が始まり、第二次世界大戦による中断を挟んで、1972年の閉山まで採掘が続きました。
 

 
閉山から11年経った1983年、鯛生金山跡は博物館として生まれ変わりました。現在では、金山が活発に金を産出していたころの様子を伝える展示物が並んでいます。中津江村では、博物館となった鯛生金山のインドアビューを公開しています。地底奥深くに向かって、金山探検と行きましょう! ひょっとしたらまだ金鉱が残っているかもしれませんよ。
 

最盛期をしのばせる展示

金山に入って行くと、まず入口近くに見張所があることに気付きます。建物を再現するだけでなく、等身大の人形も置いてあるので当時の雰囲気を感じることができます。
 

 
道なりに先に進んでいくと、天井が高く、広々とした空間に出ます。その空間の隅には、「立坑巻上機」というひときわ大きな重機が置いてあります。この重機は地底510mの立坑(真下に向けて掘った穴)から金鉱石を引き上げるのに使っていたようです。
 

 
立坑巻上機を背にして広い空間を進んでいくと、立坑に向かうエレベーターが見えます。地底数百m下まで降りていくエレベーターにしては、簡素な作りです。
 

 
さらに道なりに進むと、坑道と立坑の位置を示したパネルがあります。さらに先に進むと、ドリルで岩を掘っている様子を表した人形や、金鉱石を積み込んだ輸送用列車なども見付かります。

坑道の奥には焼酎が眠っている?

さらに先へ、先へと進んでいくと、不可解なものが見付かります。「黄金浪漫 第二貯蔵庫」という看板が掛けてある横穴です。実はこれ、現地の麦焼酎の熟成庫なのです。「黄金浪漫」がその焼酎の名前。坑道跡で3年間熟成させてから出荷するそうです。
 

今でもわずかながら金が出るらしい

いかがでしたか。一攫千金を狙うと言っても、地底数百m下まで続く立坑に入っていかなければならないなど、危険がつきものだったことが分かります。いい思いをするにはそれなりに大変な思いをしなければならないということですね。

 

ちなみに現在、鯛生金山の隣には道の駅があり、多くの観光客を集めています。この道の駅が提供する目玉イベントがなんと「砂金採り体験」。皿に載せた砂を丁寧に洗っていくと、砂金が採れることがあるというものです。砂金にかぎらずジルコニアや各種天然石も採れるそうです。「ゴールドラッシュ」という言葉からはかなり遠いですが、小遣い稼ぎと思って挑戦してみてはいかがでしょうか。
 
▼鯛生金山
住所:〒877-0302 大分県日田市中津江村合瀬3750
電話番号:0973-56-5316
HP:http://taiokinzan.jp

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