画像参照元 高松の地域情報サイト「まいぷれ」!
瀬戸内には鬼ヶ島のモデルになった島「女木島」があります。実は女木島と対をなす「雌雄島」もあるのです。その名は「男木島」。オトコギシマではなくオギジマと読みます。
女木島から1キロ北上したところにある離島は、女木島に負けないくらい面白い島です。今回はストリートビューを使って男木島を魅力をぐるっと味わいつくしてしまいましょう!見所満載の離島リゾートをお楽しみ下さい。
アートと街が共存?!|港に付近に注目!
画像参照元 高松の地域情報サイト「まいぷれ」!
男木島の名前の由来は「木」が多い島だからという説があるそう。女木島と比べて面積が狭い上に平地の割合が圧倒的に少なく、住居が港周辺の斜面に集中して建てられている独特な街並みです。
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このエリアはデザイナー眞壁陸二氏が手掛けた「男木島 路地壁画 プロジェクトwallalley」というアートが楽しめます。カラフルな壁は男木島の風景をモチーフに作られたもの。壁画を探しながら散策すると、島の旅のワクワク感も高まるはず。
男木島の地形に合わせて形成された街は、細い路地や防風壁が入り混じって独特の世界観を作り上げていて、これもまたアート感満載でGOOD。ただ街をブラブラ歩くだけでも楽しいですよ。
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島の人達との交流を楽しむ施設「男木交流館」。文字が羅列されたデザインの屋根は、スペインの有名デザイナーで虎ノ門ヒルズの広場にある彫刻を作った「ジャウメ・プレンサ」が手掛けたもの。8つの言語を不規則に組み合わせたものだとか。照らされた影が幻想的な空間を作り出します。
交流館ではレンタサイクルを借りれるので、すぐに島を回りたい人は先に手続きをしておいた方がいいですね。
画像参照元 高松の地域情報サイト「まいぷれ」!
海岸沿いを歩き海水浴場まで進むと、ちょっと奇妙なオブジェのお出迎え。旧約聖書「ノアの箱舟」をイメージして作られたアートだとか。力強く歩く姿は、福島県いわき市の災禍を静める想いが込められているそうです。
多くの伝説が眠る島|男木島
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男木島には海幸彦・山幸彦の伝説=豊玉姫伝説に出てくる女神「豊玉姫」を祀った「豊玉姫神社」があります。豊玉姫は海の神様「ワダツミ」の娘。兄・海幸彦に借りた釣針を無くした山幸彦は、無くした釣針を探そうとワダツミのもとへ。そこで豊玉姫に出会います。
豊玉姫は山幸彦に一目ぼれし、父・ワダツミにも一目で気に入られた山幸彦は豊玉彦と結婚。その後兄弟喧嘩したり、豊玉姫と山幸彦が離れ離れになりますが、2人の子供の孫は神武天皇になりました。と言うのが、伝説のあらまし。
豊玉姫神社が安産の神様になっているのは、他の言い伝えとは別に神武天皇の祖となる子を産んだからという理由もあるのかもしれません。
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島の南端には、山幸彦を祀った「加茂神社」があります。山幸彦と豊玉姫の恋は悲恋と謳われていますが、そもそも豊玉姫から出産中は覗くなと言われていたのに、約束破って覗いた山幸彦がアホなのです。日本の神様は人間臭くて面白い。
画像参照元 さぬきの桃太郎
島の最高峰「コミ山」には、女木島から逃げ出した鬼の副大将が避難した岩窟「ジイの穴」があります。ここにも鬼ヶ島伝説が!命からがら逃げだしたことが伝わってくるような穴です。ジイの穴は崩れやすくなっているので、絶対に中に入らないでください。
花と灯台と猫たち
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木々生い茂る遊歩道をひたすら北に歩いていくと、景色は開けて沿岸に。瀬戸内の海は穏やかで、見ているだけで心が落ち着かされます。ちょっと一休みしてから先を進みましょうか。
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島の北端に位置する男木島灯台は、日本の灯台50選にも選ばれている非常に価値ある灯台です。総御影石造りの姿は力強さを感じる佇まい。石造りの灯台は、日本には男木島灯台と角島灯台の2基のみです。目の前の海峡はたくさんの船が行き来するので、一日眺めていても飽きません。
画像参照元 物語を届けるしごと
灯台へ向かう遊歩道には1100万株を超える水仙が植えられ、花が咲く2月上旬から3月上旬には、満開の水仙が一面咲き乱れます。海と緑と花の彩りのコントラストは、言葉にならないほどの美しさです。
男木島は「猫島」として世界的に有名になっていて、猫に会うために海外から訪ねてくる人もいるとか。猫好きじゃなければ引くくらいの数の猫に出会うことができます。筆者は猫好きなので楽園だと思いましたが、猫アレルギーにはつらいかもしれませんね。でもカワイイ奴らばかりなので、許してあげてください。
まとめ
画像参照元 ねこ日和 ~我輩はノラである~
猫に街並み、灯台にアート、伝説に花と男木島はたくさんの魅力で溢れていましたね。男木島は高松港から女木島経由で40分。アクセス便利な観光離島です。瀬戸内海は気候も穏やかで過ごしやすく食べ物も美味しいので、身体を癒すのにピッタリ。アートと猫と自然に心を癒されながら、日頃の疲れを癒しに行ってはいかがでしょうか。
さぬき瀬戸島ネット
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