(引用元:いよ観ネット)
愛媛県の八幡浜港より西へ突き出た、全長約40キロメートルの佐田岬半島。これは日本一細長い半島として知られています。以前、「伊方原発の周辺の魅力をストリートビューで発掘しよう」の記事でも紹介しましたが、佐田岬半島はノーベル物理学賞を受賞した中村修二博士の故郷でもあります。
佐田岬半島の横断ルートとなっている国道197号線(通称、「佐田岬メロディーライン」)は、八幡浜市をスタート地点とし、最終的に三崎港にて県道256号線に連結されます。今回は「岬あじ」や「岬さば」などの高級魚が水揚げされる三崎港から、四国最西端の佐田岬へと通じる県道256号線に密着します。
四国・九州間を繋ぐフェリーが発着する三崎港
こちらは三崎フェリー乗り場の様子。大分県の佐賀関港と三崎間を就航するフェリーが発着しています。ちなみに、ここから九州まで約1時間10分かかります。
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この辺りではじゃこ天が名物ということもあり、「じゃこ天」の文字が記載された看板が目立ちます。じゃこ天とは水揚げされた魚を骨ごとすり身にして油で揚げたものを指します。小腹が空いた時、都会の人々がハンバーガーを求めるように、いつでも手軽に味わえるファーストフード的な食べ物として定着しています。三崎港に立ち寄った際には、ぜひ友人や会社の同僚たちのお土産にいかがでしょうか。
ここの周辺には、伊方町の名産品を販売している伊方町観光交流拠点施設「佐田岬はなはな」があります。「道の駅」のような感じですね。敷地内には青々と茂る芝生のスペースが設けられており、ドライブに疲れたらここで寝転んで過ごすのもよいでしょう。
伊方町観光交流拠点施設「佐田岬はなはな」
電話:0894-21-1730
住所:愛媛県西宇和郡伊方町三崎1700番地11
佐田岬メロディーライン・サイクリングパラダイス
数基の風車が立ち並ぶエリアに注目!
この近辺は日本でも有数の風が強い地域であり、「風車の町」として親しまれています。県道256号線沿いを走行していると、半島の尾根に沿って等間隔に立ち並ぶ数基の風車が目立ちます。
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風車のサイズはそれぞれ異なり、一番大きなもので高さ78メートルもあります。遠くから白亜の風車と空、そして青々と広がる海とのコントラストを楽しむのもいいですが、真下からそのスケールの大きさを実感することもできます。
潮風を感じながら、風車と風車との間を縫うように走り抜ける時の爽快感と言ったらこの上ないもの間違いありません。
新鮮な魚が水揚げされる三崎漁港
こちらは新鮮な魚がたくさん水揚げされる三崎漁港周辺の様子です。
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ここは日本有数の漁港です。古くから魚の一本釣り漁、アワビの素潜り漁、伊勢エビの刺し網漁、フグの延縄漁という自然を最大限に活かした漁法にこだわり続けてきました。もちろん、季節ごとに旬の魚を堪能できます。春はアワビ・サザエ、春から初夏にかけての時期はアジ、秋は伊勢エビ・紫ウニ・タチウオ、冬はブリ・ハマチ・サバがおすすめです。
佐田岬の先端付近に到着!
こちらは佐田岬半島の先端付近の様子です。ストリートビューを操作すると、佐田岬まで18キロメートルであることを示した標識があります。この近辺は瀬戸内海国立公園に指定されており、青々と広がる大海原の景観を望むことができます。
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「遠くから遥々来たのだから、この近辺で1泊・・・」とお考えなら、佐田岬灯台キャンプ場を利用するとよいでしょう。こちらはオートキャンプ場となっており、リーズナブルな価格で宿泊することができます。
佐田岬の景観を存分に楽しもう!|椿山展望台
こちらは佐田岬にもほど近い椿山展望台です。佐田岬よりも高い位置にあり、眼下には白亜の灯台が見えます。一方は瀬戸内海、もう一方は宇和海という贅沢な眺望を堪能できる場所であり、潮の流れの違いなどを見比べてみるのも面白いですよ。天候次第では豊予海峡の向こうの九州を一望することもできます。
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「椿山展望台」という名前にもあるように、この近辺は椿の名所としても知られています。冬から早春にかけての時期には、山一面にヤマツバキの花が咲き誇り、白亜の灯台、青い海、そしてヤマツバキの赤のコントラストを楽しむことができます。
展望台の敷地内にはハートの形をしたモニュメントが設置されています。沈みゆく夕日とともに絶景に酔いしれながらカップルと一緒に愛を育くのもよいでしょう。
まとめ
前回の「伊方原発の周辺の魅力をストリートビューで発掘しよう」の記事に続いて佐田岬半島をお届けしましたがいかがでしたか?佐田岬半島は四国の最西端の細長く延びた部分であり、ドライブにはうってつけのコースです。日本の秘境100選にも指定されており、一生に一度は訪れてみたい絶景スポットの候補リストに挙げておくことをおすすめします。
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