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オフィスや店内、イベント会場、観光スポットなど、その場所のこだわりや想いを360VR画像とともに紹介するインタビュー企画、Flic Your Story。

第一回目の今回は、『言葉と戦略の力で、ポテンシャルを世界に解き放つ。』をミッションに掲げ、中小・零細企業に必要とされる本質的なブランディングを手がける会社、「ランニングホームラン株式会社」です。
組織作りへのこだわりを、代表取締役の恩田貴行様に伺ってきました。オフィス内装の360度VR写真とともにご紹介いたします。

ランニングホームラン様集合写真

──はじめに、御社の事業内容についてお聞かせください。

代表取締役 恩田 貴行様(以下、恩田):弊社は、企業向けにブランディングサービスを提供しております。

ブランディング会社といっても様々な会社がありますが、私たちの強みは、「言葉」と「戦略」です。
企業、ブランド、事業、店舗などあらゆるビジネスの根底には、その目的や背景、歴史や人の想いがあります。そういった根底にあるものを表現するような「言葉」をつくり、それを大きな柱とした一貫性あるクリエイティブを作ること。
そして、その会社に合わせたキレのある「戦略」を企て、企業やブランドの秘められた力を世の中に解き放つことが、私たちの使命と考えています。

──オフィスの中を拝見しても、これまで手がけられたクリエイティブが随所に飾られていて、その使命への強いこだわりを感じます。御社の事業の根底には、どのような想いが秘められているのでしょうか。

恩田:そうですね。世の中を「逆転だらけの面白い世界」にしたいなというのは常に思っています。例えば、皆が皆同じ大手の製品を使っていたり、画一的なサービスばかりが提供される世界って、面白くないと思うんですよ。そうではなくて、いろいろな個人や企業が、それぞれのコンセプトに特化した多彩な製品やサービスを提供できる世の中の方が、消費者側としても面白いのではないかと思うんです。現に、Youtubeやハンドメイド通販サイトなど、個人がポテンシャルを発揮するプラットフォームが増えてきて、それが実現しやすい世の中になってきています。

ですが、法人や事業となると、ビジネスが成り立つかどうかという観点や、組織の理解を得られるかなど、何かしらのハードルがあることが多いですよね。そういったハードルや現状をいくつも打破、つまり「逆転」した先に待つ、多彩な面白い世界を実現したいと思っています。

──ありがとうございます。そんな御社には、どのような人材が集まっているのでしょうか?

恩田:弊社には、多種多様なバックグラウンドを持つ人材が集まっており、企画を考えることが得意な人や、クリエイティブやものづくりが好きな人、サービスを世の中に広めることが好きな人など、本当に様々です。

ただ、共通項としては、大きな会社の中で出世したいといったような考えよりも、自由な気風を好み、自分のやりたいことに時間やエネルギーを使いたいといった考えを持っているように思います。

──そんな従業員の皆様が働くオフィス環境にはどのようなこだわりがあるのでしょうか?

恩田:ブランディングやデザインなどを事業としていると、いわゆる「おしゃれな 」立地、オフィスの方が世間的には好まれるのかもしれませんが、弊社はイメージやトレンド志向ではなく、あくまで弊社に合うオフィスを選びたい、という想いは創業時から一貫してありました。一般的にイメージが良さそうだから、ではなく、土着感があって、仕事を頑張ってくれそうな雰囲気の方が、「ランニングホームラン」という社名とも合っているかなという気がします。

このオフィスに移転したのは、ちょうど「爽快」という言葉を会社のコンセプトとして決めた時期でした。この会社で働く人には、働き方、人付き合い、人間性など、色々な面で爽快であってほしい。ブランディングにおいても、コンセプトを明快にするなど、「快い」という感覚が集約されたような会社であってほしいという願いをこめて、このコンセプトを決めました。

池袋の住宅街にあるこの一軒家は、春夏になると家じゅうが緑の蔦で覆われます。この物件を見つけたとき、緑色のフレッシュなイメージが、「爽快」というコンセプトと合っているなと感じました。また、これは偶然なのですが、この物件の建てられた日付が、弊社の創業日と同じだったんです。そこにも運命的なものを感じて、このオフィスに決めました。

ランニングホームラン株式会社様

そして、外観のインパクトがありながらも、中に入ってみると、余計な壁などが排除されて白で統一されているというのも、ギャップがあって良いですよね。
オフィス内は、自由な気風を好む、柔軟な考えを持つ人材が集まるオフィスですので、肩の力を抜いて働ける場所がいいだろうなと考えてこのようにしています。

──今後オフィスで一緒に働くメンバーには、どのような方を求めていらっしゃいますか。

恩田:役職やキャリアといったものよりも、肩の力を抜いてやりたいことをやる、ということに価値を見出すような方がいいですね。私は、「独自のこじらせ方をしている人」と表現しているのですが、有名企業ではなく、弊社のような変わった名前の会社に来られる方は、皆どこかしら「こじらせている」ことが多いです。それが、悪い意味ではなく、人生に良い方に作用させることができている、明るい方が合っているのではないかという気がします。

──最後に、会社としての今後のチャレンジについてお聞かせください。

恩田:弊社のミッションは、世の中を「逆転だらけの面白い世界」にすることです。世の中の常識をひっくり返すようなことを「逆転」と表現していますが、それを行っていくにはまだまだリソースが足りていないと感じる部分があるのも事実です。それは、クリエイティブ能力でもあり、プランニング能力でもあり、実績もそうなのですが、そういったものをひとつひとつ拡充していくことが第一のチャレンジと考えています。

第二に、その拡充した能力やリソースの使い道としての事業もしっかりと整備する必要があると考えています。そのひとつとして最近、自社のオウンドメディア「I am CONCEPT.」を試験的に立ち上げました。これは、世の中にあるコンセプチュアルなサービスやビジネスを取り上げたメディアなのですが、それが私たちの掲げる「逆転だらけの面白い世界」というビジョンをまさに体現していると思います。

近年、面白いコンセプトを持ったお店やサービスがどんどん生まれてきていると思うのですが、そういったお店やサービスを探す手段はまだないですよね。例えば、「近くのコーヒーショップ」と検索すれば、近隣にあるコーヒーショップは見つけることができますが、「最近〇〇駅の近くで、こういう面白いコンセプトのお店を見つけたんだよね」というような情報は、SNSや口コミで気づいた人にしか届かないのが現状です。
そういったお店やサービスを集めた、「面白い」を育てるようなメディアにすることができたらいいなと考えています。

──ありがとうございました。御社が世に送り出していくたくさんの「逆転」、楽しみにしております。

『Flic360』は、360VR画像を活用し、ユーザー自らが操作しながらWeb上で現地を体験することができるサービスを提供しています。
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